第725回「自民党しっかりしろ!」

 深谷隆司の言いたい放題第725回

 「自民党しっかりしろ!」


都議会選挙、今日(71日)最終日を迎えた。私は台東区いずみひろし、文京区なかや文孝、中央区石島ひでき候補を支え、精一杯応援してきた。家内に「選挙になると若く元気になりますね」と言われたが、9月で82歳という高齢なのに、朝から晩まで駆けずり回り、まさに獅子奮迅の働きで全軍率いてきた。

しかし、自民党国会サイドの失言やスキャンダルが連日報道され、真剣に人生かけて頑張る自民党候補者達の足を引っ張る有様に怒りを覚える。思わず幹部に連絡し、「いい加減にしてくれ、緊張感に欠けている、もっと謙虚であれ!」とやかましく叱った。

台東区のいずみひろしは、辻代議士、服部区長、10人の区議、自民党総支部役員はじめ各種団体などの熱烈な応援体制に守られ、着実な運動を展開してきた。保坂親子が長年世話になった自民党への恩義も忘れ、自ら離党し(後に除名)勝ちたいために小池ブームとやらにすがって、都民ファーストの会公認で出馬している。去るものは追わずだ。こちらは堂々の政策論議で、都政は如何にあるべきか、台東区の為に何をするのかを訴え続けている。この団結と熱烈ないずみ候補の気迫をもってすれば、必ず勝てると、今朝も8時からの選対会議で私は檄を飛ばした。

文京区は私の秘書を25年勤めて、最後は通産大臣秘書官も勤めた若きベテランなかや文孝だ。成澤区長、9人の区議、そして辻代議士、各種団体、後援会と強力な体制で着実に選挙戦を進めて来た。ここは共産党も強く、都議も出していた。共産党は近年変質したように民主的な仮面をかぶっているが共産党は共産党で、中国や北朝鮮のような思想に変わりはない。自民党なかや都議は地元と都のためにしっかり尽くしてきた。ここには絶対負けてはならないのだ。

26日には、一切の応援に出なかった安倍総理が、なかや候補の駒本小の演説会に初めて駆けつけてくれた。マスコミ人も満員、会場を埋めた聴衆は感動一入であった。

28日には安倍総理が田原小に駆けつけてくれた。さすが総理、会場に入りきれないほどの超満員で、しかも普段決して演説会には来られない親子連れなども多く、口々に「良かった。必ずいずみさんを支える」と誓ってくれた。

中央区の石島ひでき候補は区議を何期も勤めたベテランだ。祖父の故三郎氏は私と都議会時代の同僚であった。三田支部長、13人の区議、矢田区長、辻代議士が支え、何よりも強固な連合町会がしっかりついている。

ここの最大の強敵は都民ファーストの女性候補である。区議を2年しか経験してない人だ。そもそも都民ファーストの会は推薦候補まで入れると60人をこえるが8割が全くの素人集団、政策も全て小池知事まかせで、都政にかける自主的な思いや志はほとんどない。ブーム便乗であわよくば議員になろうとする人に人材はいない。かつて小沢チルドレン、橋下チルドレンなどと言われた人のほとんどが、期待はずれと有権者から見放され消えているのが実際だ。

中央区は1人区、常に自民党都議が続いてきた。この伝統的保守王国の地盤は断固守りぬいていかねばならない。私も中央区をくまなく石島支援で獅子吼した。


どの区も自民党候補は着実な運動を展開し、本来ならほとんど心配は要らない筈なのだが、冒頭申したように、一部国会議員たちの不愉快な言動がどう響くか、そのことが唯一懸念される。都議会選挙とは全く別のことで、都議候補には何の責任もない。どうかそのことを分かって欲しいと祈りたい思いだ。

明日(72日)は投票日、人事を尽くして天命を待つ、今私はそんな心境である。



第724回「都議選始まる、頑張って良き後輩を支える!」

 深谷隆司の言いたい放題第724回

 「都議選始まる、頑張って良き後輩を支える!」


23日、いよいよ都議会議員選挙が始まった。72日投票日まで熱戦が続く。

まず事務所開きの皮切りは中央区の「石島ひでき候補」、10時に本願寺横の事務所に着くと大変な数の報道陣と応援者が集まっていた。ここは1人区だから都民ファーストとの直接対決の場でまさに注目区なのだ。

私は築地市場についての小池知事の欺瞞性を強く訴えた。実際は豊洲移転なのに、移転反対の人々に考慮して、5年後には築地市場を再開発し、帰りたい人には帰って貰うと言う。市場は2つも必要ないことは自明だし、財政上の問題の説明は一切無い。築地市場は売却して6千億円の豊洲市場建設費に当てる筈が、築地市場を再開発するとなれば、又同じような莫大な費用がかかる。財政問題には全く触れない。

築地の業者達は昨年11月の開始を信じて事前準備で大変な出費をしていた。5年後戻れば又同じような費用がかかる。そんなことが出来る訳もない。第一、5年後まで小池さんは居るのか。一方で国政に臨むといわれているが・・・。

今度の提案に、賛成派も反対派も、共に驚き、困惑し、怒りさえ覚えている。

「地元の声を聞き、しっかり対応できるのは自民党の石島候補以外に居ない」、これが私の主張である。

11時からは台東区のいずみひろし候補の事務所開きだ。浅草寺のご好意で開いた事務所前には、炎天下3百人もの応援者が集まっていた。ここは、保坂親子が自民党を離党(既に自民党から除名処分されている)して都民ファーストの会から出る。民進党離党組の中山候補も都民ファーストの会推薦だ。

小池人気を当て込んで、世話になった政党から逃げ出すのは筋の通らない卑怯な振る舞いだが、今までにも似たようなケースはあった。しかし、そんな人達の末路は哀れだ。

民主党の代表代行の小沢一郎人気にあずかろうとして当選した数は143人、今生き残っているのはたった11人だ。橋下大阪維新の会代表の下で出た府議28人の内残っているのは15人、河村たかし減税日本代表の下、名古屋市議当選者27人、今6人だ。チルドレンと呼ばれる風頼りの候補者はうたかたのように消え、何の役にもたたないのだ。こんな連中に政治を委ねることは絶対に出来ない。いずみ君の政治にかける一途な思いと実力をわかって欲しいと私は獅子吼した。服部区長も夫婦揃って熱心に応援している。

12時からは私の大臣秘書官なども勤めたベテラン、なかや文孝候補の応援に行った。事務所横の文京区民センター前には大変な数の応援者が勢ぞろいしていた。どのお顔も長年私を支えて下さったなつかしい方ばかりで思わず胸が熱くなる。

ここは共産党も強い。最近は民主主義の仮面をかぶり、庶民ぶりをアピールしているが、革命政党に変わりはない。危険な共産党国家中国や北朝鮮を考えればここで負けるわけには行かない。成澤区長も駆けつけて、文京区にとって絶対必要な都議と、その実績を訴えて熱弁をふるってくれた。

各地域の区議会議員のみんなも真剣勝負で誠実に頑張っている。私の後継者辻清人代議士も頼もしい。皆が子弟コンビと呼んでいるようだが、最後まで必死に応援を続けていくつもりだ。

このところ少し体調を崩していたが、同行している家内や子や孫達曰く「選挙になると体は絶好調になりますね」。不思議に「本当」のことなのだ。

さあ、これから夜の演説会に出発だ。政治が少しでも良くなり、多くの人が喜ぶよう、老体に鞭打って頑張る覚悟なのである。



第723回「政治を軌道に乗せよ」

 深谷隆司の言いたい放題第723回

 「政治を軌道に乗せよ」


加計学園問題で、文部科学省の前川喜平前事務次官がすっかり英雄気取りでまるで正義の告発者のごとくマスコミに出まくっている。

彼こそ加計学園の獣医学部新設を許可した責任者ではないか。この許可が誤りだというなら、その責任はまさに彼にある。今更、安倍総理の強い意向を忖度してと、責任を擦り付けるなどもってのほかである。

 第一、公務員のトップとして、その立場で知り得た事をベラベラ喋りまくる行為は、明らかな守秘義務違反にあたるのではないか。

元々、日本の大学に獣医学部が設置されたのは、昭和41年の北里大学のケースが最後で、以来獣医学部の新設は一切封印されている。いわば許認可権を握る文科省の思惑から、締め出されてきたというのが実際である。獣医師や日本獣医師会の反対があってのことだが、要するに競争相手を増やさないといった自己保存の圧力団体の力が背景にあるようだ。

獣医師が充分に足りているのならやむを得ないが、決してそうではない。

話題の地域愛媛県は、畜産振興事業のため県職員として獣医師を募集したが、必要な数に満たないで困っていた。

今治市は人口減少を食い止めるための有力施設として獣医学部誘致を図り、平成19年から8年間に、なんと15回も設置許可を申請した。その必死な思いに一瞥もせず、文科省は無視し続けて来たのである。文科省の「岩盤規制」は改めなければならない。


安倍首相と特別な関係があったからと、もっぱら批判されているが、第一次安倍政権の時も申請は却下されていた。もし、加計学園のために強引に事を進めるなら、この時認可されていてもおかしくない。こうしたことを報道するマスコミがほとんどないのは何故か。

第二次安倍政権になって、経済活性化策を進めるために規制改革など「日本再興戦略2015」が閣議決定された。これに基づき国家戦略特区として獣医学部新設の方針が示されたのである。決しておかしな話ではない。


前川前事務次官は週に3回も出会い系バーに通って若い子と交際を続けていた。このスキャンダルが報道されると、官邸のやらせと又騒がれた。

しかし、日本の教育を担う最も大事な文科省のトップが、こんないかがわしい人物であってよいはずは断じてない。当然糾弾されるべきだが、そんな声は小さい。「現地視察」など本人の馬鹿げた言い訳をまさか信じているとは思えないが・・・。

ただ残念なのは政府や関係者の、最初の対応だ。メモなど存在しない等と否定し、調査も拒んだが、あんな代物は全て出して、その中身が如何に意味のないものであるかを、明確に示せばよかったのだ。


今、北朝鮮の脅威など、国家国民にとって重要な問題が山積している。国会で充分な論議が必要な時ではないか。

早く政治が軌道に乗るよう念じてやまない。