第734回「超多忙、都連会長選びなど・・・」

 深谷隆司の言いたい放題第734回

 「超多忙、都連会長選びなど・・・」


都議会自民党が歴史的敗北の後、都連会長選びを意識的に遅らせてきた。あわてて周章狼狽するよりも、天下の態勢を見ながら落ち着いて再出発すべきだと考えたからだ。心無き衆生は「会長選びも出来ない都連」と揶揄するが、そんなアホな声は無視するしかない。

新しい出発には、どんな形の会長選挙が必要かと、824日、支部長常任総務会が開かれ、「会長選考あり方検討委員会」が作られた。不在中なのに私が委員長に任命された。困った時はなんでも「深谷」、とテレビで言っていたが・・・。

913日、第一回会合で様々な意見が出され、これをまとめて私が「開かれた選挙」の具体的な案を提出することになり、準備万端整えた。しかし、なんと突然、雲行きが変わって、928日に解散となるらしい。私の誕生日前日だ。

23日、急遽都連幹部と会い種々相談した。27日に会を召集、同時に支部長常任総務会も開き、一挙に新会長を決定するしかない。一体誰が適任か、私の責任は重く、当分、苦労と悩みが続きそうだ。


拙著「本当はすごい日本人」の広告が99日、日経、産経、毎日新聞に出た。三省堂、紀伊国屋、丸善などでベストセラーランキング第一位となっている。出足は好調のようでほっとしている。1年がかりで心をこめて書いた本、私の遺言のようなものだ。皆に是非読んで欲しいと切に願っている。


依頼されていた仕事は300号の「黄龍」作成、なにしろ畳六畳の大作、箱根の中野嘉之先生のアトリエに16日から4日間こもって描き続けた。女房、中野先生夫妻の協力を得たが、何しろ老人ばかりでしんどかった。出来は上々、やがて新潟の医療法人徳真会の壁で咆哮するに違いない。


さて箱根から東京に戻るべく荷物をまとめていた女房、階段から足を滑らせてなんと肩を骨折、箱根の病院を探したが埒が明かない。東京全日空ホテルにある元赤坂クリニック仲尾先生に急遽連絡、指示にしたがって体をガムテープなどで固定し、和泉君の運転で病院に直行した。

あれから今日で4日目、明日25日の診察で手術かどうかが決まる。痛みに耐える女房を見ると可哀相でならない。上手くいくといいがと祈るのみである。

この間、松村先生、中野先生、箱根神社の小澤宮司、富士屋の鈴木氏など多くの人たちに親身に及ばぬご配慮を頂いた。孫達含め親族一同も毎日全員集合、かえってにぎやか過ぎて困るぐらいである。女房の人気は私より高い?


ブログで「韓国嫌い」と書いたら、早速夕刊フジの取材を受け、920日、「深谷隆司元通産相激白」と写真入で大きな記事になった。事実無根の慰安婦や徴用工の問題を蒸し返す文政権のおかしい対応について、具体的な反論を試みたのだが、記事は正確に私の主張を書いてくれた。これからもあらゆる問題に大胆な真実の主張を続けたいと思っている。


地元の代議士辻清人、今度選挙区に荒川区が加わるので松島みどり代議士と連日応援依頼で慌ただしい。夫妻で見舞いに来てくれた服部区長や中屋都議などと連携、万全の選挙体制を作るつもりだ。

超多忙で心身ともに疲れているが、自民党政経塾、温故知新塾も連日続く、張り切っていこうと自ら鼓舞している。




第733回「小池独裁政党か」

 深谷隆司の言いたい放題第733回

 「小池独裁政党か」


小池知事が特別顧問を勤める地域政党都民ファーストの会が荒木千陽都議を新代表に選んだ。ところが13日に開かれた議員総会で「一部の意向で密室で代表が決まった」と珍しく批判の声が起こった。

都議選前、小池人気で戦うため自らが代表に就任、選挙が終わると側近の野田数知事特別秘書が代表に就任、さらに今度は荒木代表とめまぐるしい交代劇となった。この人も小池氏の元公設第一秘書と側近である。人事を決めたのは小池氏と2人の幹部のみ、所属議員には事前に全く知らされず、同日午後メールで報告があっただけだという。所属議員には言論統制まで敷かれて、記者が何を聞いてもノーコメント、いくら素人集団とはいえ、これでは政党の体をなしていない。

密室で様々なことが決まるブラックボックスだと都政、特に自民党都連に対して散々批判をしてきたのに、天下を取ったらあからさまな独裁体制を敷く、いまやブラックボックスは都民ファーストの会なのである。

都政は二元代表制で、知事も都議もそれぞれ都民が選出する。大きな力を持っている知事に対して、都議会が緊張感を持って対応し、都民の意思を反映させてチェックすることが二元代表制の意義である。

55人と最大政党になった都民ファーストの会、小池知事の「言いなり集団」では、まさに都民への裏切り行為、あきれるばかりである。


一方、選挙で大敗北を喫した自民党都連、下村会長の辞任に伴い、次期会長をどのように決めるか、様々な意見が出されている。

丁度、私が孫に乞われてハワイ旅行に出かけていた最中、支部長常任総務会が開催され、新たに「会長選考あり方検討委員会」が発足、そこで協議をすることになった。なんとその委員長が満場一致で私に決まったのである。何かがあると最高顧問の私にお鉢が回ってくる。ありがたいことなのか、困ったことなのか、まあ、役立つ内は皆の期待に応えてしっかり努力しようと思っている。

13日、11時から早速第1回の会合を開いたが、1時間以上議論続出、久しぶりに活気が出たようで嬉しかった。

会長選挙は党員参加の「開かれた形」で行おうということになった。10月早々に2回目の会を開き、今回の議論を踏まえ、私から具体的な案を示す予定だ。  

都民ファーストの会の騒ぎと偶然同じ日であったため、大変な数の記者やテレビカメラに囲まれて、私が記者会見をしたが、ニュースには全くのらず、もっぱら話題は都民ファーストばかりであった。

立派な会長選挙を行い、これを自民党都連再出発のスタートにしたいと思っている。

閑話休題、会が終わって会長室で何人かの人が残って懇談、席上、

松本文明代議士「会長には深谷先生が適任、他に人はいません」

私「悪い冗談はやめてくれ、この老人にそんなことを言うのは死ねということだ」

松本代議士「いいじゃないですか、これだけ長く生きてきたのですから」

私「・・・・」。

愉快な仲間達ではあった。




第732回「多事多端」

 深谷隆司の言いたい放題第732回

 「多事多端」


都議選の雪辱を果たすため、和泉ひろし君は4年後に向けて再出発したが、そんな彼を支えるために敢えて私の秘書になってもらった。政界を引退して今更秘書は必要ないのだが、いわば私の話し相手だ。早速ゴゴスマ出演で名古屋まで同行してもらったが、自分の歳を考えると安心感があってよかった。勿論7割は自分の選挙活動で過ごすよう言ってある。

留守を託して、倅隆介一家とハワイ旅行を楽しんだ。20年ぶりのハワイだが孫達と過ごすだけで、家内と私、大満足であった。

相変わらず食い道楽の私たち、毎夕、レストランに通い美味と酒を楽しんだ。中でも、もっとも印象的であったのが柳寿司で、なんとここには世界の有名人に混じって私の写真が昔のまま在ったのだ。総務会長時代の色紙も飾られていたが、思い返せば19年ぶりのことである。超満員の店だが店主は大歓迎で、昔のあれこれで話が弾んだ。

わずか4泊だったが素晴らしい旅であった。


帰国すると、下村都連会長から連絡があった。彼の辞任に伴って役員選挙が行われるが、「会長選考あり方検討委員会」が支部長常任総務会で作られ、その委員長に私が満場一致で決まったとのことであった。

ややこしいことはもう沢山と思っているのだが、みんなの総意ならやむを得ない、無理難題を承知で引き受けることにした。


いよいよ、私の著書「本当はすごい日本人」が出版され、各書店に出されたという。徳真会の松村先生や柔道の山下泰裕氏が推薦文を書き、出版元の幻冬舎が特に力を入れているから、きっと多くの人に読んで貰えると思う。

私が塾長をつとめる「温故知新塾」で、1年間、語り続けた内容だが、学校で教えない日本の真実の歴史、神代の時代から営々と続く日本人の素晴らしい生き様を、自分の遺書のつもりで心をこめて書いている。出足は好調のようで近く新聞広告も出る。期待で今私の胸は弾んでいる。


帰国した翌日、北朝鮮がミサイルを発射し、日本を通過して太平洋に落下したとの報で大騒ぎとなっていた。無知無謀な金正恩、米領グアム沖へのミサイル発射計画を公表していたが、トランプ政権の迎撃や報復を恐れたのだ。日本なら、事前通告無しのミサイル発射という暴挙を仕掛けても、絶対に攻撃される心配がないと見越してのこと、なめられたものである。

果たして米国は、自国の犠牲を覚悟してまで日本を守ってくれるだろうか。

 日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会がワシントンで開かれたが、河野・小野寺新コンビは頑張って成果を挙げたと思う。しかし、肝心なことは、北朝鮮の脅威に対して日米が守りあう態勢をとることが出来るかだ。

その為には集団的自衛権の行使を含む自衛隊の役割拡大、ミサイル防衛のための陸上配備型「イージス・アショア」の早期導入、敵基地攻撃能力導入、防衛費増額など日本自らが防衛力強化に動かなければならない。

それが出来るのか、これは安倍政権にとって重大な試金石であり、国民の理解と覚悟の問題なのである。

北朝鮮の暴挙をただ驚き騒ぐだけではいけない。この機会に、皆で国家国民の安全について真剣に取り組む必要があると強く思っている。