第843回「コロナ異聞」

 深谷隆司の言いたい放題第843回

 「コロナ異聞」

 コロナ騒動下、日常の暮らしは一変した。何しろ塾は中止状態、講演も中止、毎日家で過ごすなど初体験である。

 そんな折、週刊ポストから、4月27日発売のGW合併号で複数の国会議員の重鎮(先方の話)へのインタビューを企画したので登場してほしいという。

 結局、対面取材を避けて、私が質問にこたえてFAXし、それをもとに電話で更に質問するということになった。大いに語ったが、記者には全く会わずのインタビューも初体験だった。一体どんな記事になるのだろうか・・・。

 毎晩、一緒に住む倅一家と夕食だが、こんなに続くと家内と嫁は毎晩献立で苦労しているようだ。当分、他所へは出られないから二人の苦労は続くが、私は悠々愉快に飲んでいる。昨夜は倅が珍しく早く席を立ったのでどうしたのかと思ったら、友人たちとリモート飲み会だという。古い私は、そんな便利なこともできるのかと呆然・・・。

 今朝(4月22日)の新聞に、「7都道府県感染勢い鈍る」とあった。緊急事態宣言から2週間、少しは効果があったのかと思ったが、スーパーは家族連れで一杯、パチンコ店は満員、湘南や千葉の海にはサーファーが集まり、週末は行楽地が賑わっている。必死に自粛要請する関係者の声に応えない人が相変わらず多い。  

 戦争に匹敵するこの危機を乗り越えるため、みんなで自覚し真剣に暮らしたいものである。



第842回「続 憂鬱なコロナ感染症」

 深谷隆司の言いたい放題第842回

 「続 憂鬱なコロナ感染症」

 47日、日本でもついに「緊急事態宣言」が出された。1週間経過したが、相変わらず感染者は増え続けている。地元の永寿総合病院は残念ながらクラスターの悪しき手本になった。初期の対応と心構えに問題があったと思うが、なによりも情報開示が不十分であった。私は区長に直接連絡し、病院の院長と区長の間にホットラインを結び、刻々と情報を受け対応できるようすべきと進言した。ようやくこの数日間、新たな感染者の数は減少しつつある。まず台東区から感染者が増えないようにと祈りたい心境である。

 散歩以外に外出しないのでテレビを見る機会が多い。ワイドショーは軒並み過去の視聴率を更新し、いわばコロナバブル状態だ。連日、専門家でもない人が訳知り顔で口角泡を飛ばしている。悲観論が多く、その上、政府の対応への不満ばかりで、一層憂鬱になる。

 小池知事は政府に抵抗をつづけるヒロインのような演出で、なんと都税を使って頻繁に本人主演のコマーシャルまで打っている。「クールビズのようにトップダウンでやらなきゃだめよ」とうそぶいたが、たかが「夏は軽装で」というだけのこと、およそ国家的危機問題と同列に語ることではない。

 ウイルス対策は金融対策に似ていて、政府の対応が早くても遅くても批判される。しかし、もうちょっと国民に理解されるような具体策を上手に示せないのかと、時にいら立ちを覚える。この頃、中曽根康弘首相ならどうしていただろうかと、往時をしのんだりしている。



第841回「憂鬱な日々」

 深谷隆司の言いたい放題第841回

 「憂鬱な日々」

 新型コロナウイルス感染が急拡大するなか、東京では4月4日、新たに感染者は118人になった。しかも感染経路不明が5割以上になるという。一体、いつこの騒ぎが収まるのか、憂鬱な日々が続いている。

 地元永寿病院の感染も大きな話題になっていて、心配された方々から見舞いの電話が入る。ありがたいことだ。  

 おかげさまで一家一族は無事である。

 在宅勤務や休校で孫にいたるまで毎日一緒、もっとも病院に勤務する孫は万が一のことがあってはいけないからとけなげに配慮、もっぱらリモートで会話だ。

 自民党政経塾も温故知新塾も、頼まれていた講演も全て中止、午前中は執筆、ブログ作業、読書、あとはテレビ鑑賞、今までにない日程でまごついている。

 それにしても改めてテレビとはお粗末なものだと思う。大した情報や根拠もない中で、門外漢たちがコロナについて延々と同じことを語り合っている。一方でグルメ旅など暢気なものだ。コマーシャルばかりでうんざりしてNHKに回すともっとつまらない。今夜も家族で一杯やるだけが楽しみか・・・。