第816回「孫達とハワイへ」

 深谷隆司の言いたい放題第816回

 「孫達とハワイへ」

 参議院議員選挙が終わり、自民党都連最高顧問として無事両者を当選させほっと一息、翌22日は両者の当選報告会で2時と5時に挨拶、夕方6時半からの温故知新塾で講義を済ませ、ハワイ行きの飛行機に乗るため羽田に直行した。

 耳鳴りが続いていて、飛行機はどうかと多少の心配はあったが、なにしろ家内、倅一家と一緒とあって気分は最高だった。

 ハワイでは、孫達と海で遊び、毎日プールで泳いだ。女房は留守を守る娘や孫のためにお土産のストアめぐり、しかし、超多忙な毎日から開放されて彼女が一番元気であった。

 倅達案内のレストランで美食続き、耳鳴りも時に激しいが、そんなことに構ってはいられない。完全無視を決め込んで過ごした。早く慣れるしかないらしい。


 28日帰国、選挙後何事もなく、ただ暑い日が続いているのみとのことで安心した。

 29日、丸川議員から連絡、「私の会で、頭を強打されたと聞き、心配で電話しました」。実は会場の壁際を案内されて行く時、出ている鉄の箱の角にこめかみをぶつけ、一瞬倒れる場面があった。みんなに助け起こされて内心心配であったが、その後挨拶も普通に出来、帰りに念のために元赤坂診療所の仲尾医師の診察を受け、大丈夫と言われ旅に出たのだ。

 改めて丸川議員の女性らしい配慮を知ったが、それよりも歳をとると、日頃なんでもないことが命取りになりかねない。これからは女房共々用心深く生きようと思う。


 今更言っても仕方がないが、今度の選挙の投票率の低い事・・・、選挙区投票率は48.80%で24年ぶりに50%を切ったという。有権者の半分も投票に行かないで何が民主主義か・・・。

 しかも、東京など、こんな人がと思うような人が当選している。きれい、若い、話題の人が勝つ選挙でいいのだろうか。

 参議院は6年任期で解散がない。しっかり日本の今と未来を見つめ、政策を考える「良識の府」ではなかったのか。いまや衆議院と同じ政争の具で、衆議院のカーボンコピーになっている。

 当選した議員諸君、厳しい日本を取り巻く環境を考え、愛国心を持って国政に当たって欲しい。心からそう念じるしかない。



第815回「丸川、武見両人当選でほっと一息」

 深谷隆司の言いたい放題第815回

 「丸川、武見両人当選でほっと一息」

 第25回参議院選挙が終わった。自公で過半数を上まわり、6年半を越えた安倍政権が信任された形となった。

 ただ憲法改正の国会発議に3分の2が必要なのに、そこには及ばなかったことが残念に思われる。

 トランプ大統領が執拗に安保条約の片務性を強調し、日本の防衛上の責任や負担を求めている時代、しかも朝鮮半島や中国の動きを見ると、日本を取り巻く環境は著しく悪く、まさに国会で国の安全保障を充分に論議しなければならない時である。

 憲法で陸海空軍を禁止しているのに、自衛隊が存続して大活躍している。自衛隊を合憲としているのはもっぱら解釈論だ。こんなごまかしはもうこの辺でやめるべきだ。いつまでも憲法論議をタブー視していてはいけない。安倍政権が国民に支持された状況を踏まえ、国会の場で堂々の憲法改正の論議をしてもらいたいものである。


 自民党都連最高顧問の立場で、私は丸川珠代、武見敬三両候補を勝たせねばならない役目であった。耳鳴りの苦労は続いていたが、そんなことを言ってはいられない。連日二人の応戦で街頭に立ったり、演説会を開いたりして獅子吼した。

 投開票の21日、圧勝と予想されていた丸川選挙事務所に早々に飛び込んだが、なんと投票終了の20時に即当確が決まって万歳となった。

 丸川議員の実績、何よりも必死な選挙運動が功を奏した。当選挨拶でも、わざわざ私の名前を挙げて感謝し、それがそのままテレビで流され私の応援者から喜びの電話が来たものである。来年の知事候補に出したい、私の本音である。

 武見候補は文字通り苦戦で、マスコミの調査で7番目とあった。それをまともに話す党の幹部もいて、かえって支持者の士気を衰えさせた。私は必死でこれを否定し、「支持は確実に上昇中、必ず勝てる」とあらゆるところで強調した。

 勝てないと思ったら支持者は減る、これは選挙の常識なのである。

 当確が決まったのは夜中の1時、そういえば前の選挙の時もそうだった。立派な候補者で実績もあるのだが、強いて言えば、本人に若さや華やかさがないということか・・・。

 都議会で野次られ話題になった女性、スキャンダルでも平気だった女性、小池知事と別れて区長選挙に出て落選した人、要するに話題になった人達が悠々の当選だった。全国的に見ても「きれい」とか「若い」だけで選ばれた人も多い。 

 参議院は6年任期で解散がない。腰を落ち着けて、日本の今日と未来を考える大事な良識の府だ。衆議院のカーボンコピーのような現状から、本来の姿に戻って欲しい。戦いすんで疲れた頭で思うことはそればかりであった。 

    

第814回「日韓関係最悪」

 深谷隆司の言いたい放題第814回

 「日韓関係最悪」

 連日マスコミが伝えるように、今、日韓関係は最悪状態だ。

はっきり言って、非はまったく韓国側にある。

 去年10月の徴用工裁判での賠償命令、11月の慰安婦財団解散、12月の韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題、今年2月の天皇陛下謝罪要求など、われわれから見ると、もはや我慢の限界を超えている。

 1965年、日韓請求権協定に基づき、日本は無償援助3億ドル、有償2億ドル、民間1億ドル以上の借款を決め、完全かつ最終的に解決済みとなっている。

 この莫大な資金で韓国は漢江の奇跡と言われる大発展を遂げた。徴用工裁判と時を同じくして、約1100人の元徴用工が韓国政府に補償金支払いの訴訟を起こしているが、まさに保障を求める相手は韓国政府なのである。

 2015年12月朴前政権の時、日韓合意に基づき、日本政府が拠出した10億円を財源に、韓国に「和解・癒し財団」が設立された。元慰安婦に1千万円、7割以上が現金を受け取った。遺族らにも約2000万円が渡った。ここでも「最終的、不可逆的な解決」とされたが、なんと勝手に解散させてしまったのである。残った5億円はどうするのか・・・。

 今度、日本は7月4日、半導体資材の優遇措置を取りやめた。相手国が信頼出来ないからホワイト国としての優遇措置からはずしたのである。ホワイト国とは大量破壊兵器拡散の恐れの無い、安全保障上の友好国27カ国をいう。最近の報道によると、大量破壊兵器製造に転用できる物質をシリア、イランなど北朝鮮の友好国に不正輸出したとして韓国政府が複数の企業を行政処分にしたことが判明した。まさにホワイト国からはずす状況なのである。

 これに対し、韓国では日本製品の不買、不売運動が激したという。日本の製品のロゴの入った箱を踏みつぶす、例の如く品のない行動が映像に映った。しかし、今までこうした不買運動が成功したためしはない。日本の品質は良好で韓国人の生活に根づいていて、だから昼は反日、夜はアサヒビールなのである。

 五輪ボイコットの請願も出されたようだが、20万人の署名が必要なところ、まだ3000人しか出されていない。

 来たくなければ来なくていい。北朝鮮選手団と一緒の入場など見たくもない。

 日本の報復措置であることは間違いないが、安全保障上、ホワイト国からはずすというのはいい知恵だ。優遇をやめるだけで、禁輸や追加関税など輸入制限では無いのだからWTO 提訴など馴染まない。

 ただ、韓国は嘘と宣伝が上手いから、これから積極的に外交宣伝戦を行う。これに日本も備えを万全にしなければならない。外交戦術が下手な日本だからその点が心配だ。不当な要求に、日本はこれからも毅然たる態度で対応しなければならないと思っている。