第692回「検診まずまず、活動再開」

 深谷隆司の言いたい放題第692回

 「検診まずまず、活動再開」


 11度の検診を昨日(1026日)終えた。12年前、杏林大学病院で大腸がんの手術を受け、以来、当初は年2回、今では1回の定期検診を受けている。検診日までやっぱり内心不安で、このところなんとなく気分が晴れなかった。

今回、かろうじてパス、少しほっとしている。かろうじてとは、相変わらずポリープをいくつかとって検体にまわされたこと、食道炎や逆流性胃炎で用心してくださいと言われたこと、特に1週間の禁酒を申し渡されたことなどである。

 検診直後、松田理事長やご子息夫妻から食事をご馳走になり、「なんでもなくて良かったよ」と改めて言われ、ようやく安心、「さあ、又頑張ろう」となった。


今週の「ダイヤモンド」誌に私のコメントが載っているが、今日は「週刊朝日」来週は「アエラ」の取材と続く。

明日(28日)は「ゴゴスマ(東京では6チャンネル)」に出演のため名古屋に行く、日帰りの強行軍だ。

当日155分からの15県他に流れる生放送だが、スタジオが名古屋なのである。

 いずれも小池知事にまつわる諸問題だが、あまりに急激に手を広げすぎ、あれもこれも大きな問題になっている。勇ましいし、多くの支持を受けているのは事実なのだが、肝腎の答えが出たわけではない。

 バンドラの箱は開けたが、さてどう収束させるのか、その点が全く見えてこないのである。そのあたりで深谷の考えを聞きたいということのようである。

 豊島、練馬両区の党規違反に問われた7人の区議をどう扱うのか、ここも関心の的だ。

政党にはおのずから守るべき規範があって、それに反すれば処分の対象になる、当たり前のことだと根っからの政党人である私は思っている。

 知事選挙で敗れ、執行部は責任を取って辞任し、私が選考委員長になって新執行部が誕生した。党規に反した場合の処分はそれと裏表の関係で、政党の組織論からいって当然のことなのである。

 若狭氏は厳重注意なのに、といった声もあるが、国会議員の場合は党本部マター、地方議員の場合は都連が決める。

1030日まで」と処分の期限を長く取ったのは、その間に行われる第10区の衆議院補欠選挙で、区議双方の融和が計られると考えたからだ。しかし、実際は造反組の7人の侍(小池知事が命名)がマスコミの話題を集めすっかり英雄気取り、逆に党の方針に従った12人の区議は選挙中、選対会議にも呼ばれず、完全に阻害され、「あれはいじめではないか」との声が出るほどの状況であった。

 「落ち着いた判断が出来るまで時間がかかる」、二階幹事長の発言には、彼独特の含みがあるように思える。

近年、権力や評判におもねて、率直にものを言う人が少なくなっていないか。私の場合、何の気兼ねもなく、思ったことをはっきり言ってきた。どうもそのあたりがマスコミ陣が多く私を訪ねてくる理由のようだ。

ならば期待に応えて?しっかり語ろうではないか。まだまだ私の活動の場は続く。「嬉しいこころ」なのである。



第691回「忙中閑あり」

 深谷隆司の言いたい放題第691回

 「忙中閑あり」


 最近、歌舞伎、ディナーショー、浅草の芝居と舞台三昧が続いた。

松竹の岡崎哲也常務のご案内で、今まさに話題の八代目中村芝翫等親子4人の襲名披露大歌舞伎を観た。さすがにすばらしく、すっかり歌舞伎を堪能することが出来た。(余計なことだが是非「イヤホンガイド」をお勧めする。難しいセリフも大丈夫、舞踊の一つ一つ心の動きまで説明してくれるのだから磐石である)

小田原名物「ういろう」を売るために、薬の由来や効能を長台詞、早口言葉で語ることで話題を集めた歌舞伎十八番の「外郎売」から舞台が始まる。愛之助が急遽代役となった時、これを見事に語って、今の地位を得たとか、これは家内の説明である。あだ討ちものだが、残念ながら肝腎の芝翫が出ず、松緑の外郎売りは何故か台詞が短く終わって物足りなかった。

次は襲名披露の口上である。4人を中心に歌舞伎界の代表的な人達が豪華絢爛、舞台狭しと並んでいる。中央の坂田藤十郎から口上が始まったが、それぞれが思い思いの口上で、尾上菊五郎など「奥さんに叱られながら」とやって場内爆笑であった。

芝翫中心の芝居は「熊谷陣屋」だ。敦盛の首を討ったが実はわが子の首、最大の見せ場は「首実検」で、熊谷次郎直実の沈痛な思いを芝翫が見事に演じた。幕切れは僧となった熊谷をはじめ登場人物が絵面に決まって襲名披露の一幕となった。

最後は玉三郎の「藤娘」、藤の精が娘となって現れ、その恋心を踊るのだが、この世のものとも思えぬ美しさ、幻想的で陶然とさせてくれた。もう還暦の筈だが、この美しさと踊りの見事さの背景には日頃の端正な生き方があると思った。

後日、岡崎氏との会食の折、香川照之こと市川中車とも連絡が取れて、しばらく懐旧を楽しんだ。ひところ毎日のように私の家に出入りしていて、私はわが子のような愛着を覚えたものであった。長く生きると人生は楽しい。


奈美悦子ディナーショーは1021日。娘恵理が「おもてなし教室」を開いているが、そのお陰で安倍昭江夫人等大勢の友人がいる。奈美悦子もその1人だ。  

彼女は昔、西野バレー団に所属し、金井克子や由美かおると人気スターとして一世を風靡した。一時大病を患ったが見事克服し、今はテレビのバラエティ番組等で人気者だ。何曲もジャズを歌い続けたが、声量も豊かで衰えていない。立派なものであった。終了後も皆で痛飲、大満足であった。


翌日は浅草観音裏の「ゴロゴロ会館」で、劇団にんげん座の「回れ走馬灯」観劇。作演出が私の高校の同窓生飯田一雄氏で、是非来てくれと何度も手紙を貰った。

浅草六区は戦前、オペラから軽演劇で栄え、エノケンやロッパが人気を集めた。

戦後満州から引き揚げてから、父に連れられて何度も行ったが、瓢箪池がまだあって、いつも押しあいへし合いの大層な人出であった。ごみごみした屋台が並び、見世物小屋があり、香具師(やし)の口上の声がにぎやかだった。映画館、ストリップ劇場も盛んで、渥美清や谷幹一等はショーの合間のコントで腕を磨いていた。20館以上あった映画館もほとんどなくなり、香具師達の姿も消えた。そんな浅草の郷愁を絶やすまいと「にんげん座」が生まれ、永六輔や小沢昭一が支えた。今はその二人もいない。

正直、役者の演技も上手いとはいえないが一生懸命さが伝わる。まさに「昭和アチャラカ時代」の舞台再現だ。合間に歌と踊り(これは見事)、小出芳明とデキシーショーケース(旧知の仲で挨拶を受ける)のジャズも入り、てんこ盛りの雑多さなのである。

家内には少々無理だったようだが、私は70年も前の浅草を走馬灯のように想いうかべ感慨無量であった。


今夜(22日)は、人間国宝新内仲三郎の芸を聴きに上野「亀屋」に行く。鰻で一杯飲んで、新内を堪能する。忙中閑ありで、幸せである・・・。                                     


第690回「蓮舫氏は政治家失格」

 深谷隆司の言いたい放題第690回

 「蓮舫氏は政治家失格」


 民進党の代表になった蓮舫氏、実は二重国籍であったとの疑惑が問われている。当初は17歳で日本国籍を取得したと主張していたが、タレント時代には、18歳の時、国際法に基づいて帰化申請したとか、時には二重国籍だと自ら明言、くるくる代わる異なった発言を繰り返してきた。タレントならそれも許されようが、国家国民の命を預かる政治家としては、決して許されざることである。

 蓮舫氏は自民党政権に噛みつき、舌鋒鋭い発言で人気を集めてきた。先の代表選では、「男は泣くな」と同僚候補者を叱っていた。これに反論もしない軟弱な候補にもうんざりだが、そんな僭越傲慢な態度にあきれたのは私一人ではなかったであろう。 

 代表選告示日の記者会見で大層な発言を繰り広げていたが、その後のインタビューでも安倍政権批判の連続で、勝手なことを言いまくっている。

一番不愉快であったのは、日本経済はもう駄目だと言わんばかりの発言である。まるで反日のプロパガンダで、一体どこの国の政治家かと耳を疑ったのである。

 「アベノミクスは失敗した」と言うが、デフレ脱却の旗印のもと、大胆な金融緩和で物価上昇率はプラスになり名目成長率も上昇している。失業率は3%まで低下し、完全雇用(2.7%以下)さえ伺えるほどである。株価も8千円台から今では17千円台を前後している。民主党政権時代の失政に全く反省の色も無い厚顔さにはあきれるばかりである。

 事実に反する安倍政権攻撃は、せっかく復活しかけた日本の景気に水をさすことになりかねないし、こうした発言に喜ぶのは中国等反日国家ばかりである。


国籍法14条は、20歳未満の人が日本国籍と外国籍の二重国籍になった場合、22歳になるまでにいずれかの国籍を選択しなければならないと規定している。

蓮舫氏はこれまで昭和601月、17歳で日本国籍の取得手続きを行ったと説明していた。しかし、今年96日、台湾当局に台湾籍残存を照会するとともに、改めて離脱手続きを行ったところ、台湾籍が残っていることが分かり、同月23日に台湾籍の離脱証明書を受け取り、区役所に届けたと述べている。

しかし、これはあくまで外国籍離脱の手続きであって、日本国籍の選択ではない。日本国籍を選択宣言すると、戸籍に選択日が明記される。

913日の記者会見では、日本国籍を選択する宣言をいつ行ったのか明言しなかった。それどころか宣言日を明記された戸籍謄本を公開しないとまで言い出した。一体何故なのか、ウソをいい続けてきたが、この期に及んでまでのこの言動は全く腑に落ちない。まだ何かを隠そうとしているのか・・・。

今まで蓮舫氏は、日本の外交問題で重要な尖閣諸島や竹島についてきちんと語ってきたことがあったろうか・・・。

いざという時、日本に忠誠を誓い、命がけで日本国のために働くのか、最も大きな不安と不信はそこにある。そんな人物が、国会議員であり、大臣も経験し、今度は野党第一党の代表になった。断じてこの問題を看過してはいけない。