第700回「今年もあとわずか」

 深谷隆司の言いたい放題第700回

 「今年もあとわずか」


仙台の竹内廣さんからもご連絡を頂きましたが、このブログが今回で、第700回を迎えることが出来ました。

いつもご覧頂きありがとうございます。


15日、韓国の金雲龍先生ご夫妻とホテルニューオータニで会食した。昔、子ども達に空手を教えていた時代(40年以上前)、他流試合と称してかの国にわたり、テコンドーの世界総裁の彼と親友になった。

当時の彼はILOの副会長として君臨していて、私の依頼を受けて長野五輪実現にも力を貸してくれた。後にILOの会長選挙に立候補したのだが、ILOは白人世界、これが災いして、韓国内外で大批判となって国会議員現職のまま拘置所に入れられてしまった。家内と面会にも行ったが、あのときの状況は、まさに今の韓国の混乱と同じであった。

韓国では「出る釘は打たれる」で、今のように静かに暮らすのが一番ですと言っていた。「ようやく日韓関係がよくなりつつあったのに、政権が変わると又悪化する。それが残念です」とも・・・。なんとも困った国である。


17日、台東区谷中の加茂家のご子息の結婚式に主賓として呼ばれた。先代以来、40年以上にわたる応援者で良くして頂いたものである。花嫁さんは韓国人、「日韓関係は、個人個人の交流の中でしか育たない。是非夫婦仲良く、日韓の架け橋になっていただきたい」と挨拶した。


自民党都連の支部長・常任総務会で最高顧問の私は、「小池都知事側から来年の都議選挙で候補者を立てることは必定だが、恐れることはない。日頃から地元のために尽くしてきた我が党議員には多くの信頼が集まっている。足腰をしっかり鍛え、断じて勝って欲しい」と檄を飛ばした。テレビ等マスコミで、自民党のために強い姿勢で論陣を張ってきたが、どうやらこうして檄を飛ばすことが私の役目のようである。 


19日夜、坂上忍の番組(TBS)で「好きか嫌いか大激論」というのがあった。東大生が大勢出演していたが、小池政治塾について、「色々な塾に行ったが内容が最低でした」と実際に参加した女子東大生から厳しい批判の声が上がった。2億円に近い会費を集めながら、講義はたった6回、しかも豊島区や千代田の区長、5千万円貰ってクビになった元知事クラスの講師では不満続出は当然のことだ。玉石混交の塾生から候補者を立てるようだが、ただ出たいだけの「にわかづくりの候補者」がどれだけのものかと思うのは私一人ではあるまい。

この日は区役所で「参与の会」が開かれた。服部区長の依頼で私は台東区の参与だ。私が引き受けた条件は「無給であること、青山元副知事を加えること」であった。既に何回か開かれて数々の提案を行ってきたが、具体的に実践されていることも多い。私は元自治大臣、青山氏は元副知事、共に地方自治の専門家を自負している。愛する台東区のためにこうして働けることは嬉しい。


20日、自民党台東支部所属の区議会議員を集めてビューホテルで朝食会を開いた。辻代議士、和泉都議も出席して、まるで家族会のような親密な雰囲気で、本年の支部の締めくくりとなった。数々の選挙の度に皆一致して頑張ってくれ、大きな成果を挙げてきた。こんな素敵な連中と来年も一緒に働けるかと思うと本当に心楽しい。

今夜は中屋都議の後援会、また檄を飛ばしてくるか・・・


第699回「巧言令色鮮し(少なし)仁」

 深谷隆司の言いたい放題第699回

 「巧言令色鮮し(少なし)仁」


論語の中にあるこの言葉は、「言葉巧みで人から好かれようと愛嬌を振りまく者には、誠実な人が少ない、人としてもっとも大切な徳である仁が欠けているものだ」という意味である。

小池都知事就任以来の言動を見ると、どうもこの言葉に限りなく近いといった感じがする。

築地市場問題、オリンピックに関わる問題など、次々に大向こう受けする発言が続いたが、目下、振り上げた拳のおろし場所が見えない。

築地移転延期で、設備投資など大変な資金を投入してきた仲卸業者は「死活問題だ」と大きな悲鳴を上げている。一応知事は保障問題に触れてはいるがどこまで救済できるのか疑問だ。既に完成している豊洲市場に関わる維持費などの費用は1700万円と一時言われていた。いや500万円程度かと曖昧だが、これは東京都から聞こえてくる額で、どちらにしても巨大な金額になる。

この延期によって、現在の築地市場を横断するオリンピック道路、環状2号線の開通も不透明になった。

ボート、カヌー会場は、宮城県の長沼が良いと、突然現地で知事はボートに乗るパフォーマンスを見せたが、当初案の海の森水上競技場になるようだ。喜んだ宮城県民の失望感は大きい。バレーボール会場については横浜アリーナを代替案としてあげていたが、森喜朗会長に「横浜は迷惑だといっているのでは」といわれ、事実その通りの文章が出されていたことも分かった。

記者会見で「大山鳴動して鼠一匹」と言われ「失礼じゃないですか」とむきに

なり、「大きな黒い頭の鼠が一杯いることが分かったじゃないですか」と訳のわからない珍発言となった。

かねてから都議会各派の要望を予算に反映させてきた、いわゆる「復活予算」を止めて、知事が直接業界団体から要望を聞くヒヤリングを行ったが、かつて小沢一郎氏が陳情窓口を自分ひとりのところにまとめ、陳情者の支持を一手に集めようとした、あの手法と全く同じなのである。

復活予算をあたかも都議会議員が勝手に分配してきたかのような印象を世間に与えたが、あの知事のヒヤリングの場面を見ると、笑顔を振りまいてはいたが、「私一人が決める」と、まるで独裁者の顔が透けて見えるではないか。現実に知事特別秘書が、「知事の指示に従わないと、予算をつけない」などとの暴言まで吐いているのである。

テレビ朝日の「グッドモーニング」へのコメントで、「来年の都議選挙には刺客を出すようだから自民党候補にとって厳しいものになろう。しかし、自民党議員は普段しっかり地元に密着して努力しているから、驚くことはない。かえって緊張感が出ていい結果になる」と答えた。

14日に開かれた自民党都連支部長、常任総務会の席上で、乞われるまま同じような内容で檄を飛ばした。

「一番元気があって、胸が震えました」と言われ、私も奮起して全力で皆を応援しようと心に誓ったものである。



第698回「7人の区議除名を」

 深谷隆司の言いたい放題第698回

 「7人の区議除名を」


 7月の都知事選挙の折、党の方針に反して行動した豊島、練馬の区議会議員に対して、「離党勧告、回答のないときは除名処分」となっていたが、いまだに結論のないままになっている。

 政党組織の上で大事なことは、責任体制と、規律の厳守で、これがないと政党を維持していくことは出来ない。

 都知事選挙で敗れた自民党東京都連執行部は責任を取って直ちに石原都連会長、内田幹事長等が辞任した。一方で7人の造反区議を処分することとなったのだが、これは当然の成り行きだった。

 しかし、二階幹事長の「打ち方やめ、時間が解決する」との温情で、離党届の期限を大幅に伸ばし、その間に行われた第10区衆議院選挙の状況を看ることとなった。ここで造反議員が他の自民党区議と協調し、自民党のために一致協力してくれればという期待感があったのだが、実際は全く違って、彼等は「7人の侍」とマスコミに持ち上げられ英雄気取り、我が物顔で振舞い、他の区議を阻害し、独断で選挙を進めたのであった。

 それでも選挙終了後、二階幹事長が食事に招いて更に融和を図ろうとしたが、これも拒否、天下の幹事長の会食を断るとは思いあがりもはなはだしいと私は腹が立ったものだ。

 下村新会長の元に小池知事から「彼等の声も聴いて欲しい」と連絡があり、2人の代表と会談、全議員から「身上書」を出すように求めたが、その期限が今日(125日)である。しかし、マスコミの取材によると、これも提出しないし、党に出頭することもないようだ。

 ここまでの充分な配慮が通じないのでは話にならない。既に23区区議連絡協議会、三多摩連絡協議会、都議会自民党等から、何故処分をしないのかとの抗議や決議が出されている。もはや考慮の余地はない。除名処分にするのが当然のことと私は思う。

 テレビの「ゴゴスマ」からの問い合わせに、この思いを伝えたら早速、今日の報道で扱い、都連最高顧問深谷氏は「7人の侍について世間では過大評価されている。都連側からすればそれほどの存在ではない。各支部からは処分しろとの抗議文が数多く来ており、処分の可能性が高い」「年内に除名すれば、翌年にはこの話題は忘れられている・・・」とのコメント、と流れた。

 来年の都議会選挙に小池知事がどう出るのか、あまり刺激しないほうがいいとの声もあるらしいが、陰におびえることはない。正々堂々、政党としての矜持こそ大事だと思う。

 前回の都議会自民党は公認候補全員当選という快挙を成し遂げた。しかしだからこそ余計心配になる。

長年選挙を経験してきた私から言えば、選挙は人生かけた戦いだ。各人がしっかり準備を重ね、応援者の強い支持で万全な体制を作ることこそ必勝への道である。どうか頑張って欲しいと心から願っている。