第706回「千代田区長選挙必勝を!」

 深谷隆司の言いたい放題第706回

 「千代田区長選挙必勝を!」


29日から区長選挙が始まった。わが党は与謝野馨元大臣の甥「よさのまこと候補」41歳を立てて当選を期している。

よさの候補はなんと私が塾長を勤めるTOKYO自民党政経塾の塾生で、私の元で学ぶ11期生である。昨年の熱海合宿にも参加しているが、初めて彼の出馬を知ったのは新年になってからであった。彼は真面目で静かな塾生で、人を押し分けて出てくるようなタイプでないだけに意外であった。

挨拶に来宅し、千代田区のために一身を捧げたいとの決意と真剣な思いを語ったが、この若者を育てることが私の勤めだと改めて強く思った。


彼は東大に2年在籍し、ケンブリッジ大学に進み卒業した俊才だ。東京、香港、パリなどで証券会社員として活躍しただけに、国際的感覚を持ち、英語、フランス語、ドイツ語を自由に駆使出来る。

ここが地盤の東京1区山田美樹代議士、私の後継者東京2区の辻清人代議士はいずれも塾生で私の教え子だが、共に語学が達者な人たちだ。これからの政治家は語学が達者で、相手と堂々と論陣を張れる人でなければ絶対に勤まらない。


12時からの出陣式には予想以上の人々が集まって道路を埋めた。マスコミ陣、カメラの放列で大変な騒ぎであった。

私も街宣車の上から教え子のために熱弁をふるった。終わると記者達が私を囲み次々に質問を浴びせてくる。そのほとんどが「代理戦争ではないか」というものばかりであった。「この選挙はあくまで千代田区を如何に発展させるか、その為にはどのような人が良いのかを選択してもらう選挙だ」と私は繰り返し強調した。この場面はテレビや新聞で度々報道されたが、是非多くの人に理解してもらいたいと思っている。

相手陣営は夏の都議選へ狙いをつけ、しきりに代理戦争をしかけ、これを煽るが、そんなことに惑わされてはならない。


よさの候補の第一声はすばらしく、私を感動させるものだった。「千代田区を次のステージに変えていくカジ取りを任せて欲しい。想像を超える素敵な変化になる。」と訴え、公約として「安心・安全な町」「国際化」「新旧文化の開花」をあげ、高齢者支援、区民が英語に親しめる環境整備、芸術やファッションの発信などに取り組むと具体的な政策を真摯に語った。


相手候補は5選目、多選で高齢だ。私が勇退した時の思いは「世代交代、若き有為な人材を今こそ政治の世界に送り込み、しっかり育てること」であった。

この選挙は厳しい。私はあらゆる努力を惜しまず、しっかり彼を支えていこうと思っている。1人でも多くの人にこの思いが届くようにと祈っている・・・。 


   


第705回「やっぱり、あの朝日新聞」

 深谷隆司の言いたい放題第705回

 「やっぱり、あの朝日新聞」


 119日の朝日新聞に「南京事件に否定的な本 中国でホテル批判」の見出しの大きな記事が掲載された。中国べったりの朝日新聞がご注進、又、日本批判をあおっているのかと腹立たしい思いがした。

 記事の内容は、アパホテルの全部屋に、同グループ代表の元谷志雄氏が自著を置いているが、その本に「南京虐殺はありえない、被害者名簿は一人分も存在しない」と書かれており、それが問題だというのである。

 中国版ツイッターの動画は9500万回以上再生される騒ぎとなり、中国外務省や在日中国大使館は「日本の一部勢力が歴史を捻じ曲げようとしている」といつものように文句をつけてきた。ご丁寧に後追い記事を書き、韓国にも飛び火、冬季アジア札幌大会組織委員会に撤去を求め、対応に周章狼狽する様子が伝わってくる。同記事に中国新華社速報で「本の撤去、アパが約束」とあったがどこまで本当なのか。海外のホテルには聖書なども置いてある。何を置こうとホテル側には表現の自由、経営の自由があって、公序良俗に反しないかぎり問題は無い。いやなら読まなければいいだけのことで、弱腰になることは全く無いのである。


そもそも、南京30万人虐殺はありえないことは今や常識だ。

 1937年、盧溝橋事件から日中戦争となるが、日本軍は一気に攻め入り南京、武漢を陥落させた。当時の南京の人口は約100万人、すでにこの内8割が逃亡し残ったのは約20万であった。これは当時の王警察庁長官の談話にもある。

英、米、仏、独、伊の居留民保護のためにジュネーブ条約に基づき「安全地帯」を設けたが多くの中国人はそこに溢れた。

 東京裁判でマイナー・ベイツ師は「死者12千人」と証言したが、この数字の根拠はなく、ほとんど伝聞であった。不思議なことに年々数が増え、1985年に建てられた「南京虐殺記念館」には30万人と正面に記し、これが中国の主張なのである。鳩山元首相はここで謝罪したが馬鹿げたことである。

南京虐殺の有力な根拠となっているのはティンパーリ編「戦争とはなにか」であるが、ティンパーリはオーストラリア人でマンチェスター・ガーディアンの上海特派員、なんと蒋介石率いる国民党の宣伝部顧問であった。

東中野修造亜細亜大学教授等は「南京事件の証拠写真を検証する」(草思社)を出版したが、3年かけて膨大な研究を行い、虐殺の証拠とされた143枚の写真の内、ただの1枚も証拠写真となるものはなかったと記述している。


歴史の真実は時代とともに明らかになっていく。朝日新聞はどう見てもおかしい。日本の新聞として公平公正に書くことを守らなければ、更に読者数は減っていくこと必定であろう。



第704回「元気一杯で新春始動」

 深谷隆司の言いたい放題第704回

 「元気一杯で新春始動」


 10日、ゴゴスマ出演のため名古屋まで一人旅、めったにないことで不安であったが、CBCテレビのスタッフも顔なじみになって歓迎ムード、2時間あまり大いに愉快に語って盛り上がった。

18日、TBSの「ひるおび」で評論家達も言っていたが、最近の小池知事は挑戦的で独走気味である。

東京都は14兆円もの予算規模でスウェーデンやインドネシアに匹敵する巨大な組織だが、これを動かすためには多くの味方を作り、これを上手に使いこなしていく度量と配慮がトップには必要だ。ところが相変わらず都議会自民党を悪役に仕立て、都庁の役人さえ味方につけようとせず、特別顧問やらの無責任な浅知恵に振り回されている。7月の都議会選挙を意識してか、千代田区長選挙にまで口を挟んで一方的にのめりこんでいるが、これでは都民のためにならない。

ちなみにわが党の千代田区長候補は与謝野馨元大臣の甥にあたる与謝野まこと君で、なんと自民党政経塾の塾生、私の教え子である。早速代理戦争といわれているが、そんな小池劇場につき合うつもりはない。相手は5選目で75歳、こちらは41歳、東大、ケンブリッジ大学で学んだ俊才、真面目一筋の若者だ。「多選反対・世代交代」も一つのテーマになるのではないか・・・。  

最近の小池知事の言動に、本来なら皆がもっと物を申してもいいのだが、支持率の高さを畏れてか、言うべきことをはっきり言う人が少ない。

私はこのブログのように「言いたい放題」、正しいと信ずることを率直に言い続けていこうと思っている。そんなところが、私がマスコミに引っ張り出される理由のようで、昨日も月刊誌プレジデントの記者が2時間もインタビューしていった。


16日から渋谷クオーツタワーでの「温故知新塾」の2年目が始まった。去年は「日本のかたち」を1年間語ったが、この6月、幻冬舎から本になる。

今年は「日本を支えた人たち」をテーマに30人程度の人物を取り上げ、その人物像と背景を語るつもりである。

初日は聖徳太子と天武天皇を取り上げた。聖徳太子は十七条憲法を作ったが、これが明治天皇の「5か条の御誓文」にもつながっている。現代人にも自然にうなずける「理念」を打ち出していて、近代的にも憲法の名にふさわしいものである。アメリカ合衆国憲法は1788年に作られたが、それより約1200年も前に民主的な憲法を作ったのだからすばらしい。

天武天皇は律令制に基づく中央集権国家体制で、古代国家と天皇制の基礎を固めた人物だ。特に「古事記」「日本書紀」など国史の編纂事業を命じたことなど注目すべきことが多い。次回220日は聖武天皇、行基、弓削道鏡、和気清麻呂を語る。

17日の自民党政経塾は170人で満員盛会、新年初の講義とあって塾生の瞳も輝いている。小田全宏君と2時間熱弁をふるった。

今年も次の世代の人を育てる大事な仕事をしっかり続ける。資料整理や原稿をパソコンに打ち込む仕事など事前の準備も大変で、忙しさは現職時代と変わらない。

元気一杯、時代の語り部として獅子吼していく・・・。