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「お知らせ」の記事一覧
2012年03月30日
閑話休題 「拙著出版」
閑話休題 「拙著出版」
このところ、「南京大虐殺」の連載を始めたため、途中で書きたいこともあったのだが、少しおろそかになった。
私にとって久しぶりに嬉しいことは、10冊目の本が、まだ見本ではあるが、今日の午前中に届いたことである。
産経新聞出版の編集担当者福田哲士氏も、よほどうれしくて、早く私に届けたいと思ってくれたに違いない。
新しい本を出すというのは、著者も編集者も含めて、わが子を世に送り出すような感動がある。
閑話休題、少しこのことに触れたい。
本の題名は、私の筆で「道のり はるか」とした。帯には、編集者の判断で、「負けるな、日本」とあり、「この国のために言っておきたいことがある」、「政治生活50年。戦後日本を見つめてきた政治家が放つ、明日の日本を元気にするためのメッセージ」と結んでいる。
私の思いのたけを率直にこの本で書いた。
特に考慮したのは、読者が眠くならないように、何処から読んでもいいように、第五章に分け、小見出しを多くし、何が書いてあるのか、おおよそ判断できるようにしたことである。
もう一つは、出来るだけ具体的な年月日を書き、数字を挙げて、そのまま参考資料にしてもらうよう心掛けたことである。
文章はもう少し柔らかく、女房が言うように「誰でも気楽に読めるように」したかったのだが、政治の分野だけに、事柄上、どうしても固くなってしまったことが少し心残りである。
政治の世界は刻々と移り変わっていくから、書いている時と出版した時と状況が変わっていることも多い。
去年出した「こんな政治じゃ日本がダメになる」(角川学芸出版)の時は、政権交代したのに、むしろ政治は後退し、「マニフエスト」を平気で破棄する鳩山政権に愛想を尽かし、鳩山総理、一日も早く辞めよと訴えたのだが、出版した日に、鳩山辞任となってしまった。
私が主張した通りになったのだから文句はないのだが、新刊本としては「賞味期限が切れたようなもの」で、いささか困った。
今回は、野田政権、私が指摘しているように「下り坂をまっしぐら」といった状況である。要は経験不足の民主党ではやっぱり駄目だということなのである。ただし、これに対する自民党も情けない。何故、積極的に、国民のための具体的政策を提案しないのか。ただ、「解散選挙」と繰り返すだけでは能が無い。いささか苛立ちを覚え、その事も当然書いている。
第五章の「私を支えてくれた人々」は、誰を書くかで困った。仕事柄、あまりに多くの人に出会い、支えられてきたから、全てを書く事など、及びもつかない。今までに紹介した人を除いても無理で、いきおい誰でも知っている著名人中心となっている。
「結び」で書いたが、本が出来上がった今、「少しの満足と、まだ多くの物足りなさを感じている」というのが、私の心境である。
本は4月7日以降書店に並ぶはずである。
尚、出版祝賀会は、発起人により4月9日(月)6時から、ホテル・ニューオータニで開かれる。
会費は2万円で心苦しいが、「深谷隆司を励ます会」も兼ねてとのこと、ご理解願えればご参加を。
連絡先は深谷事務所 電話:03(3871)7770
「道のり はるか」目次
第一章 日本は民主党に駄目にされる
首相自ら「どじょう」と称する国
何かと問題ありのダメ大臣たち
外交に「言葉のごまかし」は通じない
国民を守る気概さえない弱腰外交
略
第二章 震災被害を大きくしたのは誰だ
大自然の猛威が日本列島を襲った
無計画性が混乱に拍車を掛けた
日本一心
口先だけの危ない公約
性急すぎる原発事故終息宣言
略
第三章 日本を沈没させないために
消費税増税の思惑を考える
議員定数削減などやるべきことをやる
TPPは功罪きちんと説明すべきだ
中国と北朝鮮の動きから目を離すな
本物の「絆」をつくりだそう
産み育てることに喜びを感じられる社会を
長生きすることを、国力として生かしていく
若い世代を育てる
略
第四章 政治の道一筋に生きて
命がけだった満州からの引き揚げ
波乱万丈の政治家人生
永年在職者表彰で家族に感謝
世襲批判された首相交代劇
自民党大敗北でついに政権交代
陛下のお言葉で苦労が報われた
略
第五章 私を支えてくれた人々
不滅のスター石原裕次郎氏
どこまでも不思議な名人、立川談志師匠
大勲位、中曽根康弘氏との思い出
盟友、橋本竜太郎氏との別れ
政界の団十郎、佐藤栄作氏の素顔
不世出の政治家、田中角栄氏に励まされて
愛知のケネディ、海部俊樹氏
気配りの人、小渕敬三氏
マスコミに翻弄された、森喜朗、山崎拓氏
略
このところ、「南京大虐殺」の連載を始めたため、途中で書きたいこともあったのだが、少しおろそかになった。
私にとって久しぶりに嬉しいことは、10冊目の本が、まだ見本ではあるが、今日の午前中に届いたことである。
産経新聞出版の編集担当者福田哲士氏も、よほどうれしくて、早く私に届けたいと思ってくれたに違いない。
新しい本を出すというのは、著者も編集者も含めて、わが子を世に送り出すような感動がある。

本の題名は、私の筆で「道のり はるか」とした。帯には、編集者の判断で、「負けるな、日本」とあり、「この国のために言っておきたいことがある」、「政治生活50年。戦後日本を見つめてきた政治家が放つ、明日の日本を元気にするためのメッセージ」と結んでいる。
私の思いのたけを率直にこの本で書いた。
特に考慮したのは、読者が眠くならないように、何処から読んでもいいように、第五章に分け、小見出しを多くし、何が書いてあるのか、おおよそ判断できるようにしたことである。
もう一つは、出来るだけ具体的な年月日を書き、数字を挙げて、そのまま参考資料にしてもらうよう心掛けたことである。
文章はもう少し柔らかく、女房が言うように「誰でも気楽に読めるように」したかったのだが、政治の分野だけに、事柄上、どうしても固くなってしまったことが少し心残りである。
政治の世界は刻々と移り変わっていくから、書いている時と出版した時と状況が変わっていることも多い。
去年出した「こんな政治じゃ日本がダメになる」(角川学芸出版)の時は、政権交代したのに、むしろ政治は後退し、「マニフエスト」を平気で破棄する鳩山政権に愛想を尽かし、鳩山総理、一日も早く辞めよと訴えたのだが、出版した日に、鳩山辞任となってしまった。
私が主張した通りになったのだから文句はないのだが、新刊本としては「賞味期限が切れたようなもの」で、いささか困った。
今回は、野田政権、私が指摘しているように「下り坂をまっしぐら」といった状況である。要は経験不足の民主党ではやっぱり駄目だということなのである。ただし、これに対する自民党も情けない。何故、積極的に、国民のための具体的政策を提案しないのか。ただ、「解散選挙」と繰り返すだけでは能が無い。いささか苛立ちを覚え、その事も当然書いている。
第五章の「私を支えてくれた人々」は、誰を書くかで困った。仕事柄、あまりに多くの人に出会い、支えられてきたから、全てを書く事など、及びもつかない。今までに紹介した人を除いても無理で、いきおい誰でも知っている著名人中心となっている。
「結び」で書いたが、本が出来上がった今、「少しの満足と、まだ多くの物足りなさを感じている」というのが、私の心境である。
本は4月7日以降書店に並ぶはずである。
尚、出版祝賀会は、発起人により4月9日(月)6時から、ホテル・ニューオータニで開かれる。
会費は2万円で心苦しいが、「深谷隆司を励ます会」も兼ねてとのこと、ご理解願えればご参加を。
連絡先は深谷事務所 電話:03(3871)7770
「道のり はるか」目次
第一章 日本は民主党に駄目にされる
首相自ら「どじょう」と称する国
何かと問題ありのダメ大臣たち
外交に「言葉のごまかし」は通じない
国民を守る気概さえない弱腰外交
略
第二章 震災被害を大きくしたのは誰だ
大自然の猛威が日本列島を襲った
無計画性が混乱に拍車を掛けた
日本一心
口先だけの危ない公約
性急すぎる原発事故終息宣言
略
第三章 日本を沈没させないために
消費税増税の思惑を考える
議員定数削減などやるべきことをやる
TPPは功罪きちんと説明すべきだ
中国と北朝鮮の動きから目を離すな
本物の「絆」をつくりだそう
産み育てることに喜びを感じられる社会を
長生きすることを、国力として生かしていく
若い世代を育てる
略
第四章 政治の道一筋に生きて
命がけだった満州からの引き揚げ
波乱万丈の政治家人生
永年在職者表彰で家族に感謝
世襲批判された首相交代劇
自民党大敗北でついに政権交代
陛下のお言葉で苦労が報われた
略
第五章 私を支えてくれた人々
不滅のスター石原裕次郎氏
どこまでも不思議な名人、立川談志師匠
大勲位、中曽根康弘氏との思い出
盟友、橋本竜太郎氏との別れ
政界の団十郎、佐藤栄作氏の素顔
不世出の政治家、田中角栄氏に励まされて
愛知のケネディ、海部俊樹氏
気配りの人、小渕敬三氏
マスコミに翻弄された、森喜朗、山崎拓氏
略