第891回「都議選挙始まり東奔西走」

 深谷隆司の言いたい放題第891回

 「都議選挙始まり東奔西走」

 25日から都議会議員選挙が始まった。4年前の都議選は、折からの小池ブームで自民党議員の3分の2が落選するという全く残念な結果であった。台東区でもせっかく頑張っていた和泉浩司君がわずか2千票差で敗れ痛恨の極みであった。

 第1党となったのは小池知事が作ったと言ってもいい都民ファーストだった。しかし、このにわか作りの地域政党は自民党の落ちこぼれや、政治に全く関係が無かった素人集団で、記者から質問を受けてもまともに答えられず、なんと小池知事は彼らに箝口令まで敷いた。当然政治的活動はほとんど見られず、各地での評価は極端に低い。

 今回は、選挙直前、小池知事が過労で入院、色々な憶測が流れている。

 私が連載を書いている月刊「Hanada」の8月号で、小池追及の第一人者上田令子都議と澤章元東京都中央卸売市場次長との対談が出ているが、中に「天才的な思い付きだけで行動する百合子パターン云々」と言う話が出ている。

 都議選での応援を回避したのではないかとか、もう知事職には飽きて、その後のオリンピック次第で国政に出ようとしているのではないかなど、その思惑が何かと話題を呼んでいる。どちらにしてもかつての華やかさや人気は無い。

  この選挙では公明党との政策協定も出来て共闘となった。まさに自民党議席奪還の好機到来、私は自民党都連最高顧問として、全員の当選を期して請われるままに各所で檄を飛ばしている。

 特に地元では台東区で鈴木純、文京区でなかや文孝、中央区で石島ひできの3君を自民党公認として立候補させ、告示日はこの出陣式のために3区を駆け巡った。

 選挙の2日前には東京ドームホテルの「なかや君激励会」、浅草ビューホテルの鈴木君激励の「自民党支部大会」で熱弁をふるった。

 どこの場所に行っても熱烈な応援者が待っていて、特に古い支援者は皆懐かしがって涙を流さんばかりの歓迎ぶりであった。嬉しいことで、改めて幸せをかみしめている。

 「久しぶりに深谷節を聞いた、若くて元気がいいのでほっとした」などの声に踊らされて、私自身も若返ったような気分で、颯爽と宣伝カーの屋根にも上ったが、正直梯子で足がもつれたりしてはいた。

 7月4日の投票日までは選挙で全力投球、翌日は銀座で「引き揚げ体験を語る会」の講演、更に自民党政経塾、温故知新塾もリモートでなく直接講義、「Hanada」の次の号では終戦にちなんで「壮絶引き揚げ体験」を2回にわたって書くことが決まっている。

 忙しい日々になるが、2度目のワクチンも打ったことだし、老骨に鞭打って大いに頑張っていこうと思っている。