第885回「閉塞感、仕事山積」

 深谷隆司の言いたい放題第885回

 「閉塞感、仕事山積」

 コロナ死亡者が累計で1万人超えた。東京、大阪、兵庫、京都の4都府県で3度目の緊急事態宣言が発令された。一応5月11日までとなっているが、その先はどうなるのか、見通しが立たないことで一層不安が広がっている。

 特に大阪がひどい感染状況だ。最初、大阪府の吉村知事が政府に緊急事態宣言中止を要請し、これが停止してから1か月もしないうちに新規感染者が一気に増え、連日過去最高を記録するようになった。それでも平気な顔で記者会見をやっているが、自分の責任には知らんぷり、一体どういう神経なのか。

 東京の小池知事もパフォーマンスばかり、今度は「東京に来ないでください」と言い出した。近隣県から都内に通う通勤・通学者は1日およそ300万人を上回る。他県移動自粛要請はその実効性に首を傾げたくなる。

 酒提供禁止で飲食店など青色吐息、私のような酒飲みはそれだけで閉塞感が増す。さらに路上飲みが増え、逆に開いている周辺県の店に都内から客が向かうのではないかと心配である。

 知事の権限は大きい、「やれることは全てやる」の気概で真剣に取り組んでもらいたいものである。

 日本の科学や医学は進んでいると考えていたが、どうやらかなり遅れているようだ。

 自前のワクチンは無く外国に頼るばかり、その上、肝心の供給交渉も口約束程度であったという。

 菅首相は訪米してバイデン大統領と初の首脳会談を行った。予想以上に成果を挙げたと思うが、特にファイザー社のトップと電話会談を行い、追加ワクチン供給を約束したことはよかった。

 政府はコロナ接種に関し、大規模な接種会場を運営する検討に入ったという。東京、大阪で1日1万人規模の対応可能という。何をいまさらと思うが少しは前進か・・・。

 次期衆議院選の前哨戦と言われた菅政権初の国政選挙で自民党は3選挙区で全敗した。

 参院長野補選は亡くなった羽田氏の弔い合戦で、やむを得ない面もあるが、不戦敗を決めた衆院北海道2区は鶏卵汚職事件、参院広島再選挙は河井議員の買収汚職で、これでは勝てる筈もない。

 コロナをどう抑えるか、この影響を受けた人たちをどう救うか、オリンピックは大丈夫か、経済をいかに好転させるか・・・、全ては菅首相を中心に自民党がしっかり対応し、今ある課題を短期間で克服していくしかない。野党も体たらくでその支持は決して高くない。

 都議会議員選挙も含めて、私も老骨に鞭打って頑張らなければと思っている。

 月刊誌「Hanada」で中曽根先生の思い出を2回にわたって書いた。中曽根弘文参議院議員から丁寧な感謝の電話が入った。多くの方から激励が寄せられていて嬉しい。次回は田中角栄氏について書こうと思っている。目まぐるしく時代が流れている、どうやら私は実体験の「語り部」になっていくようだ。

 自民党政経塾の新入生の数が定員100人を超えましたと連絡が入った。16期生の入塾式は5月25日だがコロナ騒ぎがどうなるのか、昨年はオンライン授業が多く卒業式も会場で出来なかった。

 渋谷の温故知新塾は1月の入塾式以来、すべてオンラインで、いまだに塾生には直接会っていない。誠に残念だ。

 相変わらず講義の内容を推敲し、他の原稿も含めて1日5時間はキーボードをたたいている。

 頼まれている四季の絵も、4枚同時に描き始めている。結構忙しい日々なのである。