第839回「憂鬱なコロナ感染症」

  深谷隆司の言いたい放題第839回

 「憂鬱なコロナ感染症」

 共同通信の集計によると、新型コロナウイルス感染症の死者が13日、世界全体で5000人を超えたという。現時点で特効薬がなく、感染拡大の先行きが見えないことから世界中で恐怖が蔓延している。

 そんな中、中国では感染拡大の勢いをほぼ抑え込んだと、終息が近いことを宣言した。各地で観光地の営業を始めたり、工場の操業再開などを徐々に進め始めている。ウイルスの逆流を防ぐため日本などからの入国管理を強化するという。

 武漢から発症し、初動隠ぺいで世界の対応が2か月も遅れ、結果的に新型コロナウイルスを世界中に広げた張本人は中国ではないか。まるで感染症の混乱は、もはや中国以外の出来事といわんばかりである。あきれたことにWHOがパンデミックの表明を行い、「中国は最も全面的で、厳格、徹底した処置をとった」と追従している。前にも述べたが、己の利害のため中国一辺倒のテドロス事務局長などWHO代表の資格はない。

 感染が急拡大する国々と比べて、日本は何とか持ちこたえているが、警戒を緩めることはできない状況にある。こうしたことを踏まえて、国会では対策特別措置法改正案を与野党(共除く)一致で成立させた。これを機会に与野党が協力して国難に立ち向かってもらいたいものだ。

 私に関連する会はほとんど中止、孫たちも休校だから、我が家は毎日全員集合だ。こんなことはめったになくうれしいが、一方で朝から晩まで感染症のニュースばかり、憂鬱なコロナ感染症め!といった心境の日々である。