深谷隆司の言いたい放題第746回

 「無責任、自分ファーストな人達」


日本相撲協会の混乱が続く。20日、臨時理事会で夫々の処分が決まったが、生ぬるいといった声が圧倒的に多い。

モンゴル人力士が集まって飲んだあげくの暴行事件、暴行も論外だが、このような会が開かれていたことの方がもっと問題だ。八百長を防ぐためには馴れ合いは厳禁、何故理事長はこのことを強く叱責しないのか。

巡業部長としての報告義務を怠り、貴ノ岩関をひた隠し、しかも無言で押し通す貴乃花の傍若無人な態度、まだ聴取できないとの理由で処分を見送ったが、これもおかしなことである。大体、金に困らぬ連中に報酬削減など何の意味もない。形だけでごまかそうとしているとしか見えない。

今やるべきことは、まず八角理事長自身が次期理事長選に出ないと宣言し、貴乃花をはじめ問題人物の責任をきちんと取らせ、又横綱不在などを恐れず、本気で出直しをはかる事だ。

今の混乱の元は、一人ひとりが無責任、自分ファーストだからなのである。


小池知事が豊洲市場開場を安全性への懸念と称して延期してから2年、このほどようやく来年1011日開場と決まった。

昨年11月からの開場予定だったから、莫大な先行投資をした業者達はどれほど苦しんだことか。今、業界からは「振り回された」との怨嗟の声が起こっている。しかも、豊洲市場の維持管理費は1500万円、もろもろの費用で既に約60億円、都民のお金がドブに捨てられたことになると言われている。

あの頃、地下水からベンゼンが出たと大騒ぎであったが、専門家会議では、これを利用したり、飲むわけではないから安全と宣言していた。小池知事は「安心」が無いからと延期したのだが、今回の決定は、安全宣言の無いままなのだ。これから農水大臣の認可が必要だが、これをもって安全宣言と言いくるめるつもりなのではないか。私の通産大臣時代の秘書官齋藤健大臣、心して対応して欲しいものである。そう言えば、無責任、都民フアーストの元祖は小池知事であった。


韓国の文在寅大統領が1213日から3日間、国賓として訪中したが、出迎えは外務次官ですらなく次官補であった。4泊の予定が1日減らされたり、習国家主席の晩餐会が1回だけだったりと、大変な冷遇であったようだ。その上、韓国人記者が中国人警備員に怪我を負わされたりと散々な目にあっている。

別にそれを喜ぶわけではないが、ああやっぱりなと妙に納得した思いがある。彼の日本に対する言動は全く不愉快で、これが同盟国かといつも腹が立っていた。自分の人気のためには、慰安婦問題など日韓の外交的約束を平気で破る。

中国では南京事件について「深い同質感を持つ」といやみな発言で、あからさまな媚中発言をしたが、中国には無視されただけだった。

米韓と軍事訓練をしながら、一方で北朝鮮に媚を売ったが、これも完全に無視される始末、文大統領はどこの国からも信頼されていないのだ。

ここにも無責任、自分ファーストの人が居る。国際的なんだなあ・・・。