深谷隆司の言いたい放題第735回

 「解散の意味をはっきり伝えよ」


今日(928日)衆議院が冒頭解散となる。またまた小池劇場が始まって、駆け込み寺のように我も我もと有象無象が目の色変えて擦り寄っていく。もはや国を愛する心も、どう政治を行うかの政策も何もない。ただ当選してバッジを着け、税金という多額の収入を得てのうのうと暮らそうという魂胆だけが見えて情けない。

平成5年、大変な騒ぎで細川政権が誕生した。思想や政策に関わりなく8党会派の寄り合い所帯、結局、消費税をめぐって対立し、肝心の予算編成も出来ず、その上、不正腐敗までわかってわずか8ヶ月でつぶれてしまった。

平成22年、政権交代の大合唱で民主党政権が誕生したが3年も経ず、国政のマイナスと後退をもたらしただけで崩壊した。

今回の大騒ぎを見ながら、こうした過去の経験則が生かされなければ、このかけがえのない大事な日本はどうなってしまうのかと、強い不安を覚えてならない。


突然の解散に、森友問題や加計学園問題逃れだと、ことを矮小化して批判する向きもある。この際、安倍総理はなぜ解散が必要なのか、もっと明確丁寧に示さなければならない。

私は解散の時期は今をおいてないと思っている。最大の理由は北朝鮮の脅威だ。3日には6回目の核実験を行い、15日には中距離弾道ミサイルを打ち上げた。約3700キロの飛距離はアメリカ本土をいつでも叩けるとの挑発である。

トランプ大統領の過激な発言をふくめ、もはや許容限度を越えている。いつ極東での戦争が起ってもおかしくない状況になっている。又、国連で決めた経済制裁もこれから徐々に影響し、北朝鮮が追い込まれていくことは間違いない。

おそらく来年は戦後最大の安全保障上の危機に直面する可能性が高い。衆議院の任期は来年12月までだが、この機を逃すと、国際社会、とりわけ極東地区の混乱の中で選挙を強行しなければならなくなる。そんな年に選挙など行える筈もない。

朝鮮有事を含め、あらゆる事態に備え国民の生命財産を守らねばならない。今こそ国民の信を得て、力強い外交を進め、北朝鮮に毅然とした態度をとる必要がある。

未曾有の危機への判断と対応を誰に、どの党に任せるのか、今が重大な選択の時だと思う。烏合の衆のにわかづくりの政党には、国難に立ち向かう決意も能力も政策もない。

なんとしてでも安倍政権、自民党を勝利させ、この国難を乗り切る自信とエネルギーを与えて欲しい。私は今必死にそう思い、後輩達のために戦う決意でいる。