第715回「都連大会で檄」

 深谷隆司の言いたい放題第715回

 「都連大会で檄」


411日、6時から自民党東京都連政経フォーラムが東京プリンスホテルで開かれた。夏の都議選に向けて必勝のための決起大会だが、2万円の会費にもかかわらず5000人の支持者が集まり、大変な盛況であった。

 党本部の力の入れようは大きく安倍総裁、二階幹事長、麻生大臣他幹部が総出で激励挨拶に立った。安倍総裁も乗り気で(当然だが)、必勝を期して欲しいとの熱の入った演説をしていた。身近な人に「公明党の支援のない状況で独自に戦うことは、かえって自力を確保するチャンスだ」とも言っていたという。

 小池知事にも山口代表にも旧来からの礼儀として案内状を出したがいずれも欠席であった。

 私にとって嬉しかったことは久しぶりに党幹部に会えたことで、安倍総理、二階幹事長、麻生大臣とも歓談できた。通産大臣時代の森元総理、何よりも政務次官で今はすっかり偉くなっている茂木、細田両代議士とも会い、懐かしく旧交を温めた。みんな私の若さに感心していたが、こうなるとまだまだ頑張らなければと強く思った。

 私は全候補者が立ち並ぶ舞台で檄を飛ばす役目だ。最近はもっぱらこうした挨拶が常になっている。「意気軒昂な候補者を見ていると、昔を思い出し私の胸も熱くなる。それにしてもなんとすばらしい候補者達だろうか。自民党公認がもらえないか、選挙に弱い連中が都民ファーストの会に逃げ込んで出馬するが、そんな人たちとは比較にならない立派さだ。地元の方達と苦楽を共にし、彼等を理解し、都政のために人生をかける我が党の候補者達、絶対に落としてはならない。私も全力を尽くす決意、皆さんのご協力をお願いしたい」と訴えると万雷の拍手であった。

 実際、今度の選挙は小池知事を敵に回しての戦いだ。知事就任以来、やたら大向こうの喝采を集める事柄を発信してきたが、どれも上手く動いてはいない。

オリンピックの競技会場問題もあれだけ大騒ぎして全て元のまま、パフォーマンスばかりで、森氏に三連敗とマスコミに書かれた。大体、都知事は基本的ルールを知らない。競技を都内で行うならどこで行おうと都に発言権があるが、東京以外でやるとなったら、東京開催の放棄で、後の決定権はIOCになる。

豊洲市場の開設延期を一方的に決めて大混乱、最近ではプロジェクトチームが、又、築地市場再整備案なるものを出してきた。昭和60年(1985年)頃から再整備案が出て実際工事が始められたが、400億円投じて断念したことなど知らないのだろうか。工事トラックの出入り、混雑、何よりもアスベストなど深刻な 汚染問題が生じた。時間もお金もかかりすぎると築地事業者が猛反対したが、移転問題の論議はそれからのことである。

6000億円かけた豊洲市場を150億円かけて壊し、3200億円から4370億円で売却するという。なんと売値が1170億円も差がある杜撰さだ。

 築地市場の老朽化、汚染度は豊洲以上で、もはや「待ったなし」である。

都知事がやるべきは、豊洲の安全性を確保して一刻も早く開場させることだ。

1500万円かかるランニングコスト、業者への損害補償、このままでは膨大な都民のお金が湯水の如く垂れ流されるばかりではないか。

東京の将来のために、都民の幸せのために、我々は正論をぶつけて断固戦わなければならない。細川政権も民主党政権も、その欠点のゆえに短期間で崩壊した。小池人気など恐れることはない。謙虚に、しかし、自信と誇りを持って勝ち抜こう。

私は今、燃えている・・・。