第694回「京都の旅」

 深谷隆司の言いたい放題第694回

 「京都の旅」


 京都護王神社の御遷座130年の奉祝祭に招かれ、そこで挨拶をするため115日、知美、恵理、妻と4人で京都の旅となった。

 10数年も前のことだが、アメリカで腰を痛め杖にすがって帰国したことがある。足腰の神様だと案内され京都の護王神社を詣でたが、そこで声を掛けてくれたのが文屋隆紀宮司と本郷禰宜で、以来、長いご縁が続いた。

 その年の選挙では17時間以上も歩き握手をして回ったが、気がついたら全快、最高点当選、改めていかに霊験あらたかかと思ったものである。


 奈良時代後期、神のお告げと称して天皇の座を狙ったのは弓削道鏡、これを阻止した和気清麻呂公は鹿児島県に流罪となる。アキレス腱を切られ苦難の道中、300頭の猪に助けられる。やがて許されて平安京の都造りに貢献した。

 今、天皇譲位問題が論議されているが、皇統断絶という日本最大の危機を救った清麻呂公を祭神としたのが護王神社で、境内いたるところに猪像がある。因みに私は亥年生まれである。

 記念式典では「平成の大修造」の世話人代表と紹介され(いつの間にか?)挨拶に立ったが、こうなったら私も奉賛金集めに協力しなければなるまい。


 京都には知人も多い。三年坂の瓢箪屋、瀬戸物屋、せんべいやと次々に馴染の店に顔を出すと、懐かしがって喜んでくれる。驚いたことに1023日に私が出演した「ゴゴスマ」などのテレビをみんな見てくれている。あの時は名古屋のCBCスタジオでの生出演で、日帰りのあわただしい日程であったが、後日ディレクターから連絡があって視聴率が上がったと感謝された。苦労の甲斐があるというものだ。

前日は高橋君の案内で「祇園おどり」を観賞、一見様お断りの料亭での宴、その後は初めて会った同席のメンバーや田丸弥主人も誘って「とも」で痛飲した。

当日は東観荘(ここのご主人も護王神社ゆかりの神官)に本郷禰宜、井澤屋夫妻を誘って大いに飲み盛り上がった。

わずか1泊なのに楽しさ充分に京都を満喫したが、昔から私は時間の使い方が上手い。いつも人生の短さを思い、時を大切にと考えているからだ。


今日(8日)は7時から自民党政経塾、明日は6時半から和泉浩司都議の「都政報告会」、その後は連日会食会が続き、1213日は恒例の政経塾の合宿が熱海後楽園ホテルで開かれる。

 政界を引退してだいぶ経つが、仕事量も変わらず、楽しみも多い。妻や子や孫、友人達にも恵まれ、本当にありがたいことだと神仏に感謝している。