深谷隆司の言いたい放題第679回

 「選挙、いよいよ終盤戦へ」 


都知事選挙と、台東区の都議会議員選挙が重なり、いずれも私が選対の責任者、まさに席の暖まる暇もないほど追いまくられ、連日奔走している。

増田ひろや都知事候補は、ようやく知名度も上がり、今小池候補とトップ争いをしている。鳥越候補は病弱の上、女性スキャンダルで大きく後退したようだ。

増田候補は各所の演説会をこなし、その誠実さと、何よりも行政能力が長けていることから大きく信頼を集めている。あと一歩で勝てるといった実感である。

25日には立川グランドホテルで三多摩の各種団体決起大会が行われ、私も演説に立ったが、千人を越える大盛況であった。三多摩地区は23区に比べて多くの格差があり遅れている。この改善は都知事の重要な役割だが、増田候補はその点を十分心得ていて何度もこの地を訪れている。

応援弁士で茂木選対委員長が出席していたが、「深谷先生が通産大臣の時、自分は政務次官でした」と感慨深げに挨拶していた。

26日には党本部で23区各種団体の決起集会、ここは聴衆がメインホールに溢れ、他の階でモニターを見るといった嬉しい状況であった。

久しぶりに石原慎太郎氏が応援に駆けつけ、「厚化粧の女では都政は無理」と相変わらずの毒舌であった。言葉は悪いが、小池氏の個人的問題点を知り尽くしている人の発言だけに重みがあった。

石原氏が初めて都知事選挙に出馬し、美濃部亮吉氏と戦った時代を思い出す。

私は遊説責任者だった。この時以来裕次郎と知り合い、彼が亡くなるまで親友づきあいが続いた。慎太郎42歳、私39歳の若手代議士、時は流れ、もう41年も昔のことである。


台東区の都議候補いずみひろしの選挙戦はきわめて順調で、辻代議士をはじめ区議会議員たちが一丸となって連日頑張っている。私は毎朝8時の選対会議から出席、詳細にわたって指示を出し万全を期している。

演説会は毎日開き、私も2箇所3箇所で熱弁をふるっている。難しいと思われた谷中小学校も満員だったし、昨夜、私の地元田原小学校も満杯であった。

いずみ候補の演説も本物になった。都議にふさわしい内容と意気込み、それが有権者に伝わってきている。風格も出てきた。

297時からは彼の地元桜橋中学校が演説会場、30日の最終日は隅田川の花火大会と重なるので、3時に事務所前で打ち上げ演説を行う予定である。

必ず勝てる! しかし投票箱の閉まるまで絶対に油断なく、最大の努力を尽くそうと檄を飛ばしている。


この歳になると私には、名誉欲も、利害得失も無関係だ。次の世代の人を立派に育て上げ、私がいなくなっても、地元のため、都のため、そして愛する日本のために大黒柱になって働いてもらいたい、そんな夢を求めているのである。

あと一息、さあ、頑張っていこう!と、自らを鼓舞している。