第291号「南京大虐殺は本当か その1〜南京大虐殺記念館〜」

深谷隆司の言いたい放題 第291号
「南京大虐殺は本当か その1〜南京大虐殺記念館〜」

 河村たかし名古屋市長の発言から、前号で書いたように中国が異常反応を起こしている。
 日中関係は大事だから、いつまでもこの問題が大きな障害になって、しかも、事ある度に蒸し返されることは両国にとって決して良いことではない。
 1985年、「南京大虐殺記念館」が建設された。日本軍人による残虐な行為の写真が飾られ、これが中国の抗日思想教育の基地になっている。
 この建設をすすめたのが当時の日本社会党の田辺誠委員長で、総評からそのための資金3000万円を南京市に寄付したという。とんでもないことで、これは日本にとって国賊的行為ではないか。
 おまけに、今はさらに拡大され3万人収容の広場まである。2004年からは無料開放となったから年間200万人以上の入場者となっている。
 ここをユネスコの世界遺産にしようとの思惑もあると言うから大問題である。

 記念館では犠牲者30万人と喧伝している。
 南京陥落の時の人口は20万人といわれていた。言葉は悪いが皆殺しにしても、まだ10万人足りない。その後人口25万人説が出ているが、虐殺されたというのに人口が少しも減らないどころか、逆に増えているのだ。
 30万人虐殺については中国の学者ですら、根拠のない数字と言っている。
 そもそも30万人犠牲者と言うところからして、あり得ない話が多いと窺えるではないか。 
 日本領事館の領事が抗議したこともあるが無視されている。
 勿論、戦争だから双方に相当な犠牲者が出ることは事実である。日本兵も4万人の死者を出した。こんな不幸な戦争を再び起こしてはならないとわれわれは心に刻まなければならない。その事に対する反省も絶対に大事だ。
 しかし、歴史の中で必要以上に、いや事実に反してまで日本人の残虐さが残されたのでは堪らない。
 なによりも、これから育つ日本の子供達の事を思うと、歴史の事実に反することを押し付けられることは容認できない。

 日本は第二次大戦で敗れた。
 そして、戦勝国で構成された東京裁判で日本は断罪された。
 勝者が敗者を裁くことはやむを得ないことだが、そこに一方的な論理が通用し、勝った者が正義で、負けた者は不正義と決めつけられてよい筈はない。
 戦後、どちらかと言うと日本の人々、とりわけ為政者は歴史に対して自虐的態度になっていなかったか。何か言われると「悪うございました」と頭を下げることの繰り返しではなかったか。
 戦後日本は見事な復興と発展を遂げた。そして世界に対しても数々の貢献をしてきた。もうここいらで自虐的態度は止めるべきだと私は思っている。
 今回、色々の角度から、改めて南京虐殺と言われる問題を検証してみたいと思う。