第270号  「多忙でも心は穏やか」

深谷隆司の言いたい放題 第270号
 「多忙でも心は穏やか」

 今年3月出版予定の、私の著書、「道のり、はるか」(仮題)の原稿を今日の2時、ようやく産経新聞出版社に手渡して、今ほっと一息といったところである。
 去年の年末から、1月に入ってからも、会合の合間を見ては書き続け、約250枚の原稿に仕上げた。
 このホームページがその為に遅れたりして、どうなっているのと心配されたり、スポーツクラブにもいかず、飲んだり食べたりはいつも以上だったから、体重もジワリと増え加減だった。
 親しい作家門田泰明先生が、なかなか私と飲む機会が作れないと言っていたが、少しの時間も惜しんで書き続けたいと思う気持ちがよく判った。
 それにしてもこのような仕事で、年中追われて暮らすなど、とても私には出来そうもない。
 文才も含めて、私は作家にはとてもなれないと思った。
 今回は全て手書きで、ワープロはつかっていない。
 久ぶりに、満寿屋の400字詰めの原稿用紙を使った。
 今は亡き川口さんの店の物で、大作家が好んで使ったという。
 パソコンを使えば簡単なのだが、結構漢字も忘れていて、いちいち辞書を引くのがしんどかった。
 気に入っているモンブランの万年筆を使うのだが、キャップがすぐ外れて、原稿用紙や手が汚れて往生した。太字ペンは何本変えても同じで、これでは駄目だなと、ひとり呟いたりしたものだ。
 活字になってからが、また大変だが、まあ、しっかり頑張るしかない。

 昨夜、中屋都議の案内で文京区本駒込にある「玉江」で
 私の大臣時代の秘書官、今は警視庁総務部長の室城君や総務省の関審議官と久しぶりに会食した。
 家内も一緒だったが、あの頃の話に花が咲いて、尽きることが無い。一緒に皆で苦労しながら、お国の為に随分貢献したものと改めて振り返り大満足であった。
 このお店は、この町の町会長もしている中村さんの趣味が高じて出した、手打ち蕎麦の名店である。
 1日一組しか客をとらない(4人から10人)。
 献立は、焼き味噌から始まって、せいろそばまで、まさにそば尽くし、蕎麦好きにはたまらない店である。
 人気があって1年先まで予約はいっぱいと言うが、3月なら今でも取れそうな日があるらしい。
 「海人の藻塩」と言う特別の塩を出してくれたが、その後、コンテストの通産大臣賞の賞状のコピーを私に見せるではないか。
 なんとそこには、平成11年11月19日、通商産業大臣深谷骼iとあった。感激で一層酒量が増えたことは言うまでもない。

 手打ちそば「玉江」 本駒込5ノ34ノ6
           TEL(3828)0654