朝八時から選対会議を開いたり、日中は何人かの候補者と四時間以上徒歩で遊説を続けたり、夜は少なくても五か所は演説会場を回って熱弁をふるっている。
 自分の選挙でもないのにと、ふっと空しくなる時もあるが、今は人を支え一人前にすることが私のお役目、ともかく、精一杯頑張るのみと思っている。
 ただ、嬉しいことは、どこへ行っても古い応援者もふくめ、大勢の人達が私の手を握って、懐かしがり喜んでくれる。やっぱり私は果報者だとしみじみ思った
「今、先生が国会に居たら、災害対策などに取り組んで縦横無尽に活躍してくれるのに」と惜しがってくれる。そう言われれば言われるほど無冠の身が辛かった。
 確かにこの国家存亡の危機に当たって、菅民主党政権では国民も、ましてや被災者は救われない。

 四月二十二日、午前〇時をもって、政府は福島第一原発20k圏内を封鎖した。
 これは災害対策基本法に基づいて「警戒区域」と設定したもので、この区域には住民も含めて、原則として立ち入りが禁止される。(通常は市町村の判断で決めるが、原子力災害では国が市町村に指示できる。)
立ち入り禁止だけではなく、残っている人も退去しなければ十万円以下の罰金や拘留が科されることもある。
 住民にとっては、一体、いつ帰れるのか、その不安は深刻で、まさに死活問題である。
 政府は一応、この秋から来年初めにかけてをメドにしているというが、これは東京電力が発表した事故収束の工程表に基づいての判断である。しかし、工程表そのものがあまり信用出来ないといわれているのだから、かなり曖昧だと思われる。
 原発事故が収束した後も、土壌や地下水の汚染の問題は残るし、それによる農業や畜産への影響ははかりしれない。
 被災者や被災地への損害賠償は、一義的には東京電力にあることは当然だが、それだけの能力があるとはとても思えない。移転費用から休業補償まで、いわば被災者の全生活にたいする補償になるのだから、国が相当肩入れをしなければおさまらない。
 こうしたかなりの国の財政負担を、きちっと調達する能力が菅首相に、そして民主党政権にあるのか、今までの経緯を見て、とても出来無い相談だと思えてならない。
 菅首相は二十一日、福島県を視察した。現場の光景がテレビに映し出されていたが、被災者から怨嗟の声が起こって、立ち往生といった状況だった。
 少し気の毒ではあったが、住民の激しい怒りの声なのだから仕方がない。

 私は、かって阪神淡路大震災の後の再建担当大臣であった。自治大臣兼国家公安委員長として、かの地に視察に訪れたが、感謝されることはあっても、菅首相のように激しい批判の声に晒されるなどということは皆無であった。当時の自民党政権の対応が迅速適切であったからである。
 現政権の対応のひどさは目を覆いたくなるほどで、ほとんど後手後手で、しかも弁解ばかりが続いた。その度に被災者はキリキリ舞いさせられた。
 いままさに日本は存亡の危機に晒されている。
 ただ政権の座にしがみつこうとするのではなく、己を捨てて人生を賭けて、この国を救うために努力せよと声を大にして訴えたい心境である。

 さて、選挙の状況、特に区長選挙の行方はどうなのか。
 台東区の保坂さんぞう君が、私の見るところようやく頭一つ抜けたように思う。決して贔屓目だけではなく世論調査の結果にもでている。
 意外、というより当然かもしれないが、民主党の候補者は調査ではすでに脱落しているようだ。無能な民主党の姿と、今時流行らない二世など、あまりに僭越なことで、区民はしっかり冷静にみているということか。
 ただし、選挙だけは投票箱の閉まるまでは分らないものだから、油断大敵だ。
 あと一息で何とかなると思うので、自民党区議候補との連携プレーを一層強化して、きちっとした答えを出したいと選挙対策総本部長としての私は必死である。
 みんなを必ず勝たせて立派な区政を作り上げようと、私の心は候補者以上に燃えている。
心身とも万全、疲れを知らない。

 わずかな時間を縫って、このホームページを仕上げて、さあ、また元気いっぱい町に飛び出していく・・・・・・。