言いたい放題 第156号 「地方選挙で勝ちたい」

 4月17日、いよいよ地方統一地方選挙の本番で、区長、区議選挙が始まった。
 台東、文京、中央3区の区長を含め35人を応援し、その上、他区の候補者も支援するのだから大変だ。
 初日の出陣式、朝9時からスタートして、計16ヶ所で演説を行った。
 久しぶりの選挙活動だが、体調も良く、精力的に飛び回れて、まだまだ若さは充分、気力も100点と思った。これで解散とでもなれば「さぁ来い」でやれるのにと、そこが残念でならない。
 東日本大震災について、今や、菅政権は全く対応能力無しで、あきれる程の迷走ぶりだが、かといってこの時期、世間の思いも考えれば解散選挙などとても出来ない。菅首相の悪運ぶりを嘆くしかない。
 ならば、この地方選挙で大勝利を導き出せばいいのだが、選挙となるとそう簡単な話ではない。
 なによりも悩みは台東区長選挙で、今回立候補した保坂さんぞう君と現職の2人は、共に、私の下で働いて来た人なのだ。相方、手を挙げて譲らないので、苦肉の策として、自民党台東支部で、党員党友の投票による予備選挙を行った。
 勝った保坂君を推薦候補と決めたのだが、もう一方がそれでも出馬するとなってしまったのだ。
 勿論、自民党支部で正式に決めたことだから、私の場合、ここは情に流されることなく、保坂君を勝たせるために、全力を挙げるのは当り前のことだ。
 「親分」だかなんだかわからないが、上に立つ者の当然の苦労なのかも知れないが悩ましい。
 一部、応援者で流れる人も居るが、「終ったら、また仲良くやりましょう」と、そこはしっかり話し合っている。

 保坂君の場合、私の元で区議選挙に出馬したのだが、以来、もう40年も経過している。
 都議を経て参議院議員になったのだが、先の選挙で、東京選挙区と全国区で2度破れた。そこで最後の人生を、原点に戻って台東区長として尽くしたいとなったのだ。
 色々な批判もあるが、ここは素直に彼の思いを信じて、支えてあげたいと考えている。
 「漁夫の利」で、民主党の候補に勝たれては、という声もあるが、いくら何でも、今の民主党の為体(ていたらく)ぶりを見ながら、しかも、未熟な候補者を、わざわざ選ぶとは思えない。
 もっとも、予期せぬ事が選挙ではしばしば起こるから、ここは決して油断は出来ないと心に誓っている。

 13人の区議候補の出陣式に出たが、やっぱり現職を中心に強いと思われる人の集まりは格段に良い。
 日常の努力が、こうなったとき生きてくるという感じである。
 前回勝ったからといって、今度も大丈夫という保証はないのだから、皆必死だ。
 贔屓目で見る訳ではないが、常に私の為に働いてくれる人ほど、集りも力強い感じがする。自分のために働くことは当然で、誰も褒めてくれないが、他人のために努力する姿は、多くの人から好感が持たれるということではないか。

 私の選挙区から今度は新人が9名出馬したが、その内6名が自民党政経塾の卒業生である。
 私が塾長として始めてからもう6年目だが、今年も、圧倒的多数の応募者で、定員100名を超え170名の入塾者となった。
 すでに、全国で、80名以上の地方政治家を輩出しているが、今回もかなりの当選者が期待される。
 自民党最悪の状況の中、政経塾生徒が全国で気を吐く姿はうれしい。
 人材を育てる為に一層、努力の決意だが、さて、私の選挙区で、どんな答えが出るのか心配は尽きない。
 ともかく、この1週間、全力で応援を続けようと思う。
 あなたの御理解、ご協力を切望してやまない所以である。