言いたい放題 第102号 「私はいつも予言者」

 私のホームページについて、ちょっと自慢するが、それは私の指摘する事柄が、大体においてマスコミの報道より一歩進んでいるということだ。私の講演や演説会でも、発言したことが必ず後になって大きな話題になったりもした。

 今週の週刊新潮(10月28日号)に「市民派菅直人美食日誌」という特集記事が出ている。サブタイトルは「庶民的焼鳥より超高級焼肉」とある。
 菅首相の動静は、毎日必ず新聞に事細かく載っているが、一番ビックリするのは、連日のように高級料理店で豪華な食事をしていることである。
 はっきり言って、その支払いは官邸で、つまり税金なのだ。
 市民派菅氏が最高の地位について、まずやっていることは、ガツガツ美食三昧の暮らしなのだからあきれるが、このことを私がホームページで書いたのは、8月8日のことで、週刊新潮よりも2ヶ月早かった。
 もっともその内容を見ると、さすが340円の週刊新潮、微に入り細にわたっていて面白い。
 「麻生首相時代、菅氏は一流バーに通う彼を批判し、「我々の感覚は焼鳥屋」と言い放ったが、宰相になって4ヶ月、その信念は今も心の中にあるかといえば、さにあらず」と書き出しから上手だ。
 圧倒的に多いのが、名のあるホテルの名店だ。いずれも一人あたり1万5千円超と書いていた。しかし実際は、一杯飲んだらその倍以上軽くかかる名店ばかりだ。食い道楽の私の経験からいうのだから、値段に間違いはない。念のために、申し添えるが、私の場合は勿論自費だが・・・。
 「驚いたのはANAインターコンチネンタルホテルに何度か行っていること。ここはかつて菅さんが女性と密会報道されたホテル、まだ使っているのかと思った」と、レストラン評論家に語らせている。
 なるほど、旨いポイントを突いていて、これなら読者の興味は尽きないに違いない。

 10月15日、参議院議員谷亮子センセイが、憲政記念館で柔道引退の記者会見を開いた。
 ついこの間の参議院選挙で、民主党公認で当選したばかりだが、あの時は「政治の世界でも金」と大見得を切っていた。ロンドン五輪や子育てを含めて、二足ならぬ三足のわらじを目指すといったのだ。
 政治でも金とは、「カネ」のことかと私は皮肉り、政治を甘く見るな、そんなことは出来ないことだと断じた。あれからわずか半年足らず、悪びれもせず、当たり前のような不遜な記者会見だった。
 選挙前の発言は、いわば有権者に対する公約ではないのか。有権者への謝罪もなくて、なんと「ファンの皆様に感謝します」と宣(のたま)った。
 何故か小沢前幹事長が同席していて、「長年のファンの一人として残念」と同じ言い方だ。平気で「ファン」という感覚は、まさに芸能人そのもので、少なくとも政治家としての自覚は皆無だ。
 今や強制起訴が決まって、事実上失脚状態の小沢氏、谷の人気にまだあやかろうとしているのだが、2人そろって大きな勘違いぶりだ。
 はっきりいって政治家失格、2人とも国会議員を辞めた方が国の為だ。
 今のうち、早めに宣言しておくが、谷の人気はこれで失墜。今後、国会で彼女の活躍の場はほとんど無く、次の選挙も勿論出られないだろう。