6日に中央区後援会をコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで開いて、これで3区総会を全て終了した。
 いずれも満員の盛況で、選挙を支えて来た有力な顔ぶれが揃い、なんとも懐かしくありがたかった。
 毎回、ほぼ50分間程度の講演を兼ねた挨拶を行うのだが、自分で言うのも変だが、出席者は「わかりやすい」「気持がすっとした」と好評であった。
 今の民主党政権のダメぶりにイライラがつのって、その裏返しだと思っている。
 文京区の中屋文孝都議も心配して全会場に駆けつけてくれたが、この日は、今週発売の週刊文春の衆議院全国当落予想の記事を紹介した。東京2区は深谷隆司が白、相手が黒と出ていたとのことで、会場から思わず拍手が起こった。
 週刊誌はなんとも気が早い。まぁ、自分に有利な予想が出ているのだから悪い気はしないが、それだけのことで、一喜一憂する訳にはいかない。
 第一、私自身解散選挙は当分無いと思っているのだ。

 六日から、衆議院本会議で与野党の論戦が始まっている。
 夜中のBSで自民党代表の質問と、総理答弁を聞いたが、一層その思いを強くしている。
 一番手の谷垣自民党総裁の30分の質問の中から、解散や退陣要求の言葉が全く消えてしまっているのだ。ついこの間、石原幹事長など党役員人事を断行し、この布陣で挑み、早期解散選挙に追い込んで勝つのだと気勢を上げたばかりなのに、だ。
 もともと、来春の通常国会で、予算関連法案を参議院で否決し解散させるというのがスケジュールだったが、その前哨戦ともいえるのがこの国会ではないか。
 しかし、野党慣れしていない自民党内に、「なんでも反対というのもどうか」という声もあるし、なによりも公明党が「解散一辺倒ではない」という慎重な姿勢を示したことで、急に勢いを失ってしまったのだ。
 続いて立った稲田朋美代議士、若手には違いないが、如何にも娘々していて、政治経験が少ない。
 この人は、一刻も早い解散を主張し、痛烈な菅首相批判を行い、対決姿勢を極端に打ち出していた。
 しかし、いかんせんあまりに迫力に欠けていた。
 菅首相は余裕を持って、「大変厳しい言葉が並んでいましたが、私もこれほど汚い言葉を使ったことはない」と軽くかわした。
 とんでもない。私の知る限り、野党時代の菅氏はもっと口汚く、時の総理をののしったものだ。小泉さんに向かって、「やるやる詐欺だ」と罵詈雑言を浴びせたこともある。
 今なら「やるやる詐欺は菅さんだ」と言えるのだが・・・。

 「官僚の文章の棒読みでなく、原稿を読まないで答弁しろ」と稲田女史は主張したが、彼女自身が終始原稿を読み続けている。
 見ていて私も「あれっ」と思ったが、案の定、「まず自分が読まないで質問するのが筋」と冷やかされ、「答弁漏れを防ぐ為に、ある程度のメモを用意するのは当然」と開き直った。
 もっとも、この後、実際に答弁漏れがあって、菅首相再登壇したが、会場は大笑いだ。これではまるでテレビのお笑い番組で、こんな状況では、とてもではないが解散などあり得ない。

 検察審査会の小沢氏起訴は大きな問題で、連日にぎやかな報道が続き、これも解散の引き金になるのではないかという人もいるが、私はそうは思わない。
 本人も、民主党も、離党や議員辞職など全く考えていない。ひたすら詭弁を弄して逃げの一手だ。
 7日、議員会館の一室で小沢氏の記者会見が行われたが、わざわざ衆議院本会議開会10分前にセットし、わずか5分足らずで終らせた。
 小沢氏はしきりに、「検察の長い調べの結果無罪となったのだから」と、そればかりを強調していた。彼は、強制捜査を受けた時、あれだけ検察批判をしていたのに、今度は検察をつかっての自己弁護だ。なんと勝手なことを言うのかと腹立たしかった。
 第一、無罪などとんでもない大嘘で、あの時の検察の文言は、「嫌疑不十分」という、つまり灰色だったのだ。
 これから実際の裁判になるまで、検事に代る弁護士の選定や準備や様々な手続きを踏まなければならない。開始は来年の夏頃からで、それからの裁判となると相当長い時間になる。
 その間、小沢氏は被告人として追及され続けるのだから、いくら逃げても、小沢氏の評価は減り、あの強力な小沢勢力も徐々に、しかし、確実に低下していく。
 世論調査で内閣支持率は、前回9月の60%台から40%台へと急落している。
 しかし、解散権は総理大臣の最大の権限、最高の武器だ。
 どんなに支持率が下がっても、国会運営に気を配れば、続けようと思えば可能なのだ。
 自民党時代、小泉、安倍、福田、麻生と総理が次々と交代して、世の批判を集めたが、ついに解散は無く、4年間の任期満了直前の解散選挙となった。まだ記憶に新しい。
 これだけ問題を抱えている政権はないし、これだけ矛盾だらけ、統制のとれていない内閣は珍しいが、残念ながら、そんな訳で近いうちの選挙は考えられないのだ。
 ならば腹を決めて、あらゆる機会を通じて、私の率直な声をエネルギッシュに訴え、発信し続けて行くしかない。そして、同時に若い人達を育てる為に徹底的に頑張るのみだ。
 まだ腰痛は続いているが、しゃんと背筋を伸ばして・・・と、張り切っている。