4月18日行われた佐賀県神埼市の市議会議員選挙で、私のTOKYO自民党政経塾出身の古川裕紀君が当選した。
激励の為書が欲しいというので送ったら、折り返し事務所に飾ったと写真が届いた。
 彼は36歳初出馬だが新人議員の中では一番で当選、息を弾ませるようにして喜びの電話があった。

 今、政経塾の5期生の募集が終わったところだが、なんと定員の2倍の200人を越える大盛況で、低迷自民党の中で唯一大人気なのだ。
 やっぱり塾長が良いからナ・・・、と思いたい。はっきりいって、私は次の世代を育てることに人生をかけて教えている。
 ともかく一層頑張らなければと、5月25日の開講式を今から楽しみにして張り切っているところだ。

 私の地元、台東・文京・中央の3区で、深谷政経塾以来の塾生19人が区議会議員として活躍している。
 今度、都議会議員の中屋文孝君を会長にして、「深谷塾議員の会」が発足した。
 去る4月17日、第2回の会合として連中と車5台を連ねて千葉県日帰り旅行を楽しんだ。
 本当は、箱根の私の山小屋でバーベキューを予定したのだが、なんと季節外れの雪で、急遽変更になったのだ。

 道中、東京湾アクアラインを通るのだが、折から民主党政権のインチキ高速道路料金無料化が話題になっているだけに、感慨深いものがあった。
 この川崎市から木更津市を結ぶ東京湾横断道路は、1997年12月18日に開通したのだが、その計画当初、私は国会議員として関わってきたからだ。
 景気対策とりわけ首都活性化の一環として、約1兆円をかけての建設計画だったが、実際には1兆5千億円に達した。
 川崎側の9.6kmはアクアトンネルと呼び、日本第3の長さだ。木更津側4.4kmはアクアブリッジと言い、これは日本第1位の橋梁だ。
 当初は普通車4,000円と高額の通行料だったから、不人気で予想の半分以下の通行が続いた。そこで平成12年から値下げをはじめ、政権交代直前の8月から更に下げ今800円にした結果、一気に交通量は1.5倍、1日3万7千台となり、目標をはるかに上回るようになった。
 道路料金の大きな参考材料である。
 木更津東口から千葉の友人内山健治郎御夫妻が先導して、まず味楽囲おびつ店へ。ここは地元消費者を中心に、農家の一番おいしい農産物を提供する直売店、JA君津運営のいわば地域農業の情報発信基地である。
 天候異変で、野菜高騰の時だけに、東京の三分の一の値段に一行大喜び、各々が沢山買い込んでいた。
 途中、小湊鉄道里見駅に立ち寄った。
 かの里見八犬伝の地域である。
 大正14年に開通した鉄道だが、一日乗客平均三十人で、なんとも素朴な無人駅である。(平成14年から)
 ただ近年、映画「東京タワー」で利用されるなど、度々テレビ撮影されて、話題の駅となっている。
 事前に伝えていたのか、10人くらいの地元の男女が親しげに迎えてくれる。
 土日になると近隣の人達がボランティアで駅に集る。キャベツやタケノコ等農産物を安く売り、おにぎり、おしんこ、焼き芋等は奥さん達自慢の手作りだ。特にチキンライスを衣で包んで揚げたコロッケは絶品であった。まさに地域おこし運動だった。
 鄙びた、そしてなんとも懐かしい古い駅舎を背景にして記念撮影、なんと地元の人達全員参加希望で皆一緒におさまった。
 この写真を駅舎に飾りたいと内山氏から申し出があった。
「さすが深谷先生、人気がある」と誰かが言ったが「ハイ、過去の栄光で生きてます。」少しギャグがきついが・・・。
 午後5時から「田奴久」という店で大宴会。
 野菜のかき揚げ、牛の煮込み、大トンカツ、おそば・・・それに加えて内山氏提供の伊勢エビ、たこの刺身と超豪華。みんな上機嫌で談論風発であった。
 お酒は持ち込みだが、「お一人3,000円です」と言われて、それもまたビックリ低料金だ。
 都心からわずか一時間以内の近距離、午後2時に出発して6時間の日帰り旅行が、こんなに充実したものになるとは思わなかった。
 千葉はいい、そして塾生の弟子達はもっと良い。
 私ら夫婦にとって素晴らしい至福の時であった。