第745回「世の中変な奴ばかり?」

 深谷隆司の言いたい放題第745回

 「世の中変な奴ばかり?」


毎日、様々なニュースが溢れるように流れているが、その中でなんとも変な奴が多くてうんざりする。

朝鮮学校の訴訟で、あの前川喜平氏が原告側の立場で「陳述書」を出していることが明らかになった。前川というのは文部科学省前事務次官のことだが、加計学園の獣医学部新設計画をめぐり「行政がゆがめられた」と繰り返し主張し話題を集めた人物である。

この件に関しては先輩に当たる前愛媛県知事が「これは県挙げて必死に求めていたことで、逆にゆがめられた行政が正された」と7月の国会閉会中審査で語っている。

前川氏は官僚の天下り禁止に反してそれを促進させ首になった。反安倍は勝手だが、それを根に持って、自分の官僚時代に決めたことを覆す発言を続け、まるで正義の味方面(づら)だが、なんとも不愉快である。

朝鮮学校への高校授業料無償化は当時の民主党政権下で導入されたものだが、自公政権交代後の24年、適用除外となっている。

「北朝鮮や在日本朝鮮人総連合会の影響下にあり、就学支援金が授業料に当てられない危険性がある」が国側の主張だ。ミサイル危機が高まる中、国の税金が無償化の名の元に北朝鮮に流れる可能性があるのだから、これを排除しようとするのは当然の国の対応である。

国家公務員を辞めた後に、その組織や政治の決定に反旗を翻す厚顔無恥、いやなら首を覚悟で何故その時闘わなかったのか、前川氏には役人の矜持など全く無関係なのである。

第一番の変な奴は前川氏である。


相撲協会は横綱日馬富士の傷害事件、続いての引退声明等で揺れている。何がどうなっているのか、芥川龍之介の「藪の中」ではないが、皆の言い分がばらばらでさっぱり分からない。

毎日これがメインかのようなテレビ放送、こんなに関係者が多かったかと驚くほどの日替わり解説者で大盛況、週刊誌などでは「モンゴル協会」なるものの存在や八百長問題まで書き、いまや商売繁盛なのだ。

それにしても一番不可解なのが貴乃花親方の行動だ。協会の要請に一切耳を貸さず、頑なに沈黙を守っている。被害者である筈の貴ノ岩関が一体今どこに居るのか、傷はどうなっているのか、なにしろあの巨体をどこに匿っているのかさえ明かさない。

貴乃花一家の騒ぎは今でも多くの人が記憶に新しいが、兄の若乃花とも母親の藤田紀子氏とも絶縁で一切の交流が無いという。それなのに母親がテレビ等にしゃしゃり出て、息子のことを滔々と語るのだから滑稽ではないか

今回の大相撲騒動、やっぱり変な奴は貴乃花、母親・・・うーん、大勢いるわな。


深川富岡八幡宮の女性宮司が切られて死亡のニュース、日本刀とサバイバルナイフでの死傷事件もショッキングであった。女性宮司の就任をめぐって神社本庁離脱、宮司からはずされた弟は脅迫容疑で逮捕されたりしている。相続をめぐる親族のトラブルが殺人事件となった。江戸三大祭りで有名だが、神に仕える者にあらざる実態に唖然・・・。

埼玉の私立中学の教員、特定の女子生徒について「顔で損してる」等、他の生徒になり済まして誹謗ツイッター、こんな教員にあるまじき変な奴もいた。

大阪府警巡査部長飲酒運転隠しで逮捕、日経新聞次長暴行疑惑で逮捕・・・

近年、どうしてこんな変な奴ばかりなのか。

今度は「いい奴を探して書きたい」と思っている。



第744回「毎日、あれこれ」

 深谷隆司の言いたい放題第744回

 「毎日、あれこれ」


1120日、新潟の松村歯科新津診療所で私の絵の除幕式が行われた。壁一面に、まさに昇らんとする300号の黄龍が飾られたが、我ながら立派なもので感動であった。

中国の神話にある守り神、五神の内、「龍」と「虎」(各150号)は既に仙台の二ヶ所の徳真会デンタルクリニックの玄関に飾られている。来年は福岡に「朱雀」、再来年には北海道に「玄武」を依頼されている。

松村博史先生率いる歯科医療グループ徳真会はいまや東洋一と躍進を続けているが、お陰で私の絵が自身の記念碑のように残っていく。嬉しいかぎりである。

この旅の続きは松島2泊で、娘知美、孫香瑠、麻紀と合流し、現地の友人千葉夫婦の大歓迎を受けた。ところが2晩とも私は体調を崩して食事も、酒さえ駄目という状況となってしまった。原因は不眠なのだが、私が描いた龍が私を帰したがらないからではないか、などと思ってしまう。

実は2年前、仙台の「龍」を家族で見に行った時も「急性めまい症」になって往生したことがある。幸い良性で1ヶ月で全快したが・・・。

箱根で今回の龍の絵が完成し、さて帰ろうとした時、家内が階段を踏みはずし、右肩骨折で大怪我、1ヵ月半で今ようやくほぼ癒えたが、全て龍にまつわることばかりではないか・・・。

帰宅して、睡眠もようやくとれるようになったが、早く箱根神社の九頭龍様にお参りに行かねばと思っている。歳をとるとあれやこれや、とてつもないことを考えるものである。


前回書いたが、相撲界の殴打事件、どうも訳の分からぬ事態になってきている。新たに問題ではないかという思わせるのは貴乃花親方の不可解な行動で、相撲協会の貴ノ岩関事情聴取を拒否したという。

横綱日馬富士の暴行はまぎれのない事実で、当然何らかの処分は必要だが、それにしても事実をはっきりさせることは大事だ。何故無言を通すのか。

巡業部長として、この事件の報告も無しに警察に被害届をいきなり出したことも常識にはずれる。役目を怠ったとしか言えない。

前にも貴乃花親方は「相撲界の改革」といって騒いだが、理事長選挙で大差で敗れて以来、八角理事長とは犬猿の仲という。来年の理事長選挙をめぐっての確執とも言われているが、ならば「改革」どころではないではないか。

そもそもモンゴル会なる集まりは胡散臭い。八百長になることも考慮して貴乃花親方は自分の弟子に「行くな」と言っていたが、それは正しい。しかし、貴ノ岩は親方に恩師の会と称して、断りもなくモンゴル会もどきの会に出かけた。それが全ての元なのだ。要はモンゴル人同士のいさかいで、本来相撲協会がこれほどに巻き込まれることのない出来事だったのだ。

相撲は今、連日満員盛況だ。それは厳しい稽古を重ねて相撲道を貫く力士の姿勢と真摯な努力、そして、興行、娯楽といった独特の大衆文化が息づいているからである。

今の時代、ちょんまげ・ふんどし姿、肥満体は異常だが、それが自然に受け入れられている。豪華な化粧まわし、華麗な土俵入りに大喝采。客は桟敷で飲み食い自由で盛んに野次を飛ばす、こんなスポーツは他にはない。まさに歌舞伎のような様式美も加わった日本独特の庶民文化なのである。改良はあっていいが、極端に言えば下手な改革など不必要なのである。

こうした日本独特の伝統文化を大事にし、大衆から好かれ、支持され続けてこその相撲だ。一日も早く、今の混乱に終止符を打って欲しいものと思っている。



第743回「相撲界のスキャンダル」

 深谷隆司の言いたい放題第743回

 「相撲界のスキャンダル」


昨日13日、横綱日馬富士の不甲斐ない負けっぷりを見て、はてどうしたのかと思っていたら、今日は貴ノ岩関に暴行した事件が大きく報道され、やっぱり心の乱れからだと納得した。

鳥取巡業中、モンゴル出身の力士達を集めて酒盛り中、態度が悪いと激怒して、なんと貴ノ岩関をビール瓶で殴りつけ、頭蓋骨骨折の重傷を負わせたということである。貴ノ岩は休場、もしかしたら再起不能か、よくて十両転落になる。

一部評論家は「横綱の品位」云々と解説していたが、もはやそんな問題ではなく、明らかな暴行傷害事件で刑事罰の対象だ。

貴乃花親方は「診断書の通り、具合が悪いということ」とただそれだけ言ってごまかした。ところが既に被害届を出しているとのこと。一体どういうことなのか。相撲協会も分かっている筈なのに、マスコミが取り上げるまで何の反応も示さなかった。相変わらずの隠蔽体質にはあきれる。

かつて朝青龍が一般人に暴行を働き、起訴猶予処分となったが、彼はそれで引退に追い込まれた。相撲協会は毅然たる態度で臨み、日馬富士を断固処分すべきである。当然、引退させるのが筋ではないか。

この際、警察当局も徹底して捜査すべきである。そうでないとこのような事件が又起こる可能性が残ると思う。

今や四横綱が揃い、人気の若手力士の頑張りがあって満員御礼の連続で、相撲協会はこの世の春を謳歌している。

相撲は武道であり神道にも通じる日本の伝統文化の担い手である。今日のような盛況の時こそ、相撲協会は原点に立ち返って立派な相撲道を確立して欲しいものである。


私は相撲大好き人間で古くから関わりを持ってきた。10年前、今は亡き山中貞則先生に頼まれて、二所ノ関部屋(当時は松ヶ根部屋)の後援会長をしている。

二所ノ関親方は心根の優しい人で、かつて歌い手として一世を風靡した高田みづえ夫人と共に精魂こめて弟子の育成に当たっている。松鳳山関といった三役経験者も出ていて、まさにこれからである。

先月、親方が不慮の事故に合い、一時は生死の間をさまようほど重態であった。数日前見舞いに行くと、私の顔を見てにっこり笑うなど確実に回復しつつある。

まだ手足は不自由であるが、リハビリも開始しているから、必ず再起してくれると思う。

皆が愛する国技大相撲、心技体揃ったすばらしい力士の活躍を期待し、協会に一言苦言を呈した次第である。




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